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油絵初心者は何から始めるのが良い?おすすめのモチーフやサイズは?

ふじゆう
ふじゆう
皆さんこんにちは!
絵描きのふじゆうです。

油絵を始めたいと思いここを見に来ている人が多いでしょうか?

油絵って敷居が高く思われがちですが、実は初心者向きです。

私自身が、アナログ絵の楽しさに気づかされたのも油絵です。

 

そんな油絵ですが、

初心者が何から始めるべきなのか悩む人も多いんじゃないでしょうか?

 

と言うことで、

油絵を始める前にやっておいた方が良い事

油絵初心者は何から始めるのが良いのか?

初心者におすすめのモチーフやサイズ

などについて、話して行きたいと思います。

では、やって行きましょー

 

この記事におすすめの人
・油絵を始める前にやっておいた方が良い事を知りたい人

・油絵初心者が何から始めればいいか知りたい人

・油絵初心者におすすめのモチーフやサイズを知りたい人

 

油絵を始める前に初心者がやっておいた方が良いことは?

油絵を始める前に初心者がやっておいた方が良いこと

もし油絵以前に、絵を描くことを全く初心者の場合は、

先にやっておいた方が良い事があります。

それは、絵における基礎を知ることです。

基礎が欠けていると、油絵を描いても上手く描けず、

楽しく描けないということにも繋がりかねません。

 

スポーツなどでも、そうですよね。

基盤ができていないと上達しないものです。

また、「初心、忘れることなかれ」と言った感じです。

 

絵の初心者は先に基礎、デッサンを学ぶと良い。

絵を基礎を知るのに何学べばいいのか?

結論から言うと、デッサンを学ぶのが効果的です。

デッサンは、「モノをみる観察力」が養われます。

つまり画力と言っても良いでしょう。

 

また、絵において光を強く意識することが絵の上達の近道と考えています。

なぜなら、この世の中のものは、光なしには見えません。

光によって形造られています。

 

デッサンは、白黒で描くので色はありませんが、

明暗だけで描いて行くので、「光」を描いているも同然です。

絵にほとんど触れたことのない初心者の場合は、

是非、デッサンには触れてほしいです。

 

👇関連記事

油絵の描き方を学ぶ上で欠かせない光の知識 基本編【初心者必見】

 

 

デッサン練習量は、最終的にどのような絵を描きたいか

もし、超写実絵画にあこがれているのであれば、

デッサンは突き詰めるべきだと思います。

印象派の絵や、抽象画を描くのであれば、そこまでやり込む必要はないでしょう。

 

逆にデッサンに執着し、絵が硬くなったり、

頭の柔軟さもなくなり、自由な発想ができなくなる場合もあります。

上手い絵だけが、魅力的な絵と言う訳ではありません。

本来、絵を描くことは自由で楽しくあるべきだと思うのです。

 

そこら辺も考えて、自分に合った方向性を考えると良いでしょう。

 

 

油絵初心者は、何から始めるのが良いの?

前置きが長くなりましたが、

油絵初心者が何からやって行ったらいいのか話して行きますね。

 

油絵初心者は何から?➊ 油絵の道具を揃える。

まずは、油絵の道具を揃える必要があります。

油絵の道具の揃え方は、大きく分けて2つあります。

油絵セットを買うか、バラバラで揃えるかです。

バラで、揃えるのはハードルが高いので、

初心者はまず油絵セットを購入するのがおすすめです。

油絵セットは、色々ありますが、

国産のクサカベやホルベインのものが良いでしょう。

私は、クサカベをメインで使っています。

また、木箱のものはあまりお勧めしません。

詳しく知りたい場合は、別記事で紹介しています👇

油絵セットのおすすめ4選!初心者が選ぶポイントは?便利な道具も紹介

 

 

油絵初心者は何から?➋ 油絵の描き方や道具の使い方を学ぶ

次に描き方道具の使い方を知る必要があります。

油絵の道具やオイルについては、解りにくい部分が多いです。

油絵の描き方や、道具はここの私のホームページでも紹介していますので、

良かったら観てみてくださいね。

👇リンク飛びます。

 

油絵初心者は何から?➌ 油絵で描きたいものを決める。

続いて、何を描くかを決めます。

最初から気合を入れて描き始めると大変なので、

1つのモチーフを描くとかから始めると良いんじゃないでしょうか。

 

 

油絵初心者は何から?➍ イメージを固めて描いて行く

描くものが決まったら実際に描いて行きます。

お楽しみの時間ですね。

 

 

油絵初心者が用意するものは?

 

油絵を描き始めるのに最低限必要な道具は?

油絵セットを買っても道具が足りない場合があります。

油絵セットの中身はこんな感じです。

油絵具、油壷、パレット 、油絵筆 、ペインテインングオイル、ブラシクリーナー(筆洗器)、

パレットナイフ、ペインティングナイフ

 

上記に様な油絵セットの場合、

キャンバスは、別に用意する必要があります。

 

必須ではないけど、あると便利な道具

テレピン、乾性油、イーゼル ・絵皿(小皿) ・下地材(ジェッソ) ・腕鎮(ワンチン)

などです。

他には、仕上げのニスなどもあると良いですね。

 

油絵を始める費用はどれくらい?

最低限で油絵を始めるのであれば、5000円ぐらいあれば始められると思います。

その後は、消耗品などを補充していく感じです。

油絵画材セット、安い物ランキング、初心者向けにおすすめを紹介

 

 

油絵初心者におすすめのモチーフは?サイズは何号?

 

油絵初心者におすすめのモチーフ

油絵具の初心者におすすめのモチーフは、静物画です。

あまり難しいもは避けて、シンプルな形のものが良いでしょう。

ついでに道具の使い方も覚えられると思います。

 

油絵初心者が避けた方が良いモチーフは?

人物画は、初めて描くのは難しいと思います。

と言うか、人物は絵の中でも一番難しいです。

静物画、もしくは風景画などにしておくのが無難です。

また、動物の猫や犬も難しいので、2回目以降にしておいた方が無難でしょう。

 

油絵のモチーフでも定番ですが、

ちょっと複雑なので初めては、難しいと思います。

できるだけ、シンプルで描きやすいものをおすすめします。

 

👇関連記事

【油絵】静物画のモチーフのおすすめは?選び方や組み方を紹介!

 

 

油絵初心者は、どのサイズから始めるのが良い?

小さ過ぎると描きづらいし、大きいと大変

始めて油絵を描く場合のサイズも決めないといけないですよね。

小さいと描きずらいですし、大きすぎると大変です。

なぜかと言うと、油絵セットには中ぐらいのサイズの筆しか入つていないからです。

面相筆などの細い筆や、平筆の大きいものは入っていません。

 

油絵初心者には、3号から8号ぐらいがおすすめ

始めて描く場合は、F3号273×220mm)から8号455×380mm)ぐらいまでで選ぶと良いので

はないでしょうか。

因みに私の初めての油絵は6号(410×318mm)でした。

F」とか「」とか解らない場合は、別記事にて、解説しています。

油絵のキャンバスサイズ表。値段や号数の比較。選び方も解説!

 

 

油絵を描くときは何から描く?

この疑問も多いようなので、簡単に答えていきます。

 

油絵を描くときは何から描く?➊基本的には後ろにあるものから描く

油絵を描いて行く場合は後ろのモノから描いて行くのが基本です。

絶対こうしないといけないと言う訳ではありませんが、

後ろから描いて行つた方が描きやすいですし、効率的です。

特に風景画の場合は、後ろから描いて行かないと大変なことになることがあります。

より複雑な絵ほど、後ろにあるもの(遠くにあるものから)描いて行った方が失敗が少ないです。

 

👇関連記事

油絵で風景画を描く時のコツ10選!初心者でもうまく見せる描き方

 

 

油絵を描くときは何から描く?➋暗いとこから描く

油絵の場合は暗いとこから先に描いて行きます。

なぜかと言うと、光を描いて行くという感覚で描いてほしいからです。

また、モノを立体的に描いて行くうえでも、

影→光の順で描いて行った方が、描きやすいです。

絵のハイライト(一番明るい所)なども、最後に描きていく場合が多いです。

 

油絵を描くときは何から描く?➌下塗り

ちょっと話が、ずれますが下塗りも先にやると良いです。

下塗りもするとより絵の高級感や深みが増します。

やらなくても良いですが、やるに越したことはありません。

おつゆ描き」などから始める場合は、やらない場合もあります。

油絵の下塗りの色の選び方は?やり方やジェッソ下地についても解説

 

 

 

油絵の描き方を簡単に紹介

油絵描き方の一例を紹介したいと思います。

 

油絵の描き方を簡単に紹介➊下描きを鉛筆や木炭などで下描きをする

まず、鉛筆や木炭などで下描きをしていきます。

描き込む必要はないです。

上から油絵の具を乗せると消えるので。

 

油絵の描き方を簡単に紹介➋フィキサチーフで固定

続いて、描いた下書きを、フィキサチーフと言うスプレーで、固定します。

フィキサチーフを使う理由は、油絵の具を乗せていくときに、

下描きが溶けて滲んでしまわないようにするためです。

固定するのを忘れると下描きは、消えてしまいます。

 

油絵の描き方を簡単に紹介➌テレピンと油絵の具でおつゆ描き

序盤は、テレピンと油絵の具だけを使い、「おつゆ描き」していきます。

大きな明暗を捉えて描いて行くイメージです。

 

油絵の描き方を簡単に紹介➍固有色を置いていく

固有色を居ていき、形を整えていきます。

固有色とは、もの本来のものが持っている色のことです。

 

油絵の描き方を簡単に紹介❺中塗りで整える

中塗りで、グレーズや描き込みを繰り返し、描き込み量も増やしていきます。

 

油絵の描き方を簡単に紹介❻仕上げ

納得いくところまで描けたら、完成です。

 

👇この絵の詳しい描き方は、別記事で紹介しています。

油絵で静物の基本的な描く順番・描き方。初心者におすすめの描き方を紹介!

 

 

まとめ

と言うことで今回は、

油絵を始める前にやっておいた方が良い事

油絵初心者は何から始めるのが良いのか?

初心者におすすめのモチーフやサイズ

などについて話して行きました。

 

他にも、油絵の描き方や、道具、情報を配信していますので、

良かったら観てみてくださいね。

ふじゆう
ふじゆう
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。

 

【油絵】海や空の塗り方、雲の厚塗りでの描き方やコツ【風景画】

【油絵】透明感のある瓶の描き方!基本的な順番。必要な道具も紹介