![ふじゆう](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/10/不自由な自由様-300x300.jpg)
絵描きのふじゆうです。
夜って好きですか?
夜と言えばアレですよね。
そう、月です。
太陽も良いですが、月の神秘的な感じ、
静かな感じも良いですよね。
描くのはちょっと難しく感じる人も居るかもしれません。
私なりの月の描き方やコツ、
奇麗な円の描き方、
等を紹介していきたいと思います。
では、やっていきましょー
目次
油絵で月を描く時の色について
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/alexander-andrews-H0dcpcO_hYc-unsplash-scaled-e1704396602145-1024x702.jpg)
月の色は何色にすればいいの?
一般的なを月を描く場合は、少し黄色が掛かった色にすると良いです。
ただし、黄色くし過ぎてしまうとイラストっぽくなりがちです。
白に近いぐらいの黄色のにするのがポイントです。
他に月の色に使える色はある?
他に月の色として好ましいのが、水色です。
夜を描く場合、背景を完全な黒色で塗ってしまうのはあまり面白みがありません。
おおよそ、紺色か紫色に近い色で塗ると良い感じの雰囲気になります。
また、黄色と青色は補色の関係にあり、月を目だだたせる効果としても最適です。
その他の月の色
その他の月の色の候補としては、
オレンジ色、赤色、白色です。
緑系の色だけは、奇抜で面白いかもしれませんが、
一般的には、難しい色になります。
油絵で月の色によるイメージの違い
油絵の月の色➊黄色系
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/filmplusdigital-IpK3kFBNJzQ-unsplash-scaled-e1704395821634-300x191.jpg)
黄色の月は、一般的にイメージされやすい色です。
特に癖がなくオーソドックスな感じに仕上がります。
油絵の月の色➋水色系
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/alexander-andrews-yOIT88xWkbg-unsplash-scaled-e1704395873841-300x231.jpg)
水色系の色の月にした場合は、神秘的な色合いになります。
水族館のようでもあり、静寂感や蛍光色に光ったような色合いにできます。
個人的には、この色の月が一番好きです。
油絵の月の色➌オレンジ系
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/chuttersnap-h3GIogY6LL4-unsplash-scaled-e1704395918633-300x210.jpg)
月の色をオレンジ系に寄せた場合は、
暖色系の暖かいイメージになります。
若干ですがノスタルジー感も出せます。
油絵の月の色➍赤系
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/brian-mcmahon-vu7on-6-HLM-unsplash-scaled-e1704395955718-300x200.jpg)
赤色の月は、不気味感や世紀末、
何か不思議な感じを演出できます。
一風変わった絵にしたい場合は良いでしょう。
油絵での月の描き方
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/dlk7q_x8SbuCoXW1kHTUUQ-e1704395396934.jpg)
描き方と言うほどでもないのですが、コツなど紹介します。
月を描く以前に背景は仕上げておく
まず月を描く前に月の後ろの背景は、
できる限り仕上げておいた方が良いです。
理由としては、月を描いた後に空を描くと汚くなりがちだからです。
背景にある程度納得がいったら、月を描いて行きます。
自信がない場合は、背景の空が乾燥してから月を描いて行けばよいです。
テレピン等で拭けば、何度でもやり直しがききます。
![ここがポイント!](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/09/MQQ1yHk1S3qobXmwwjPY6A-300x279.png)
乾燥させてから描くとプレッシャーになりづらい
月のクレーターの影の部分は彩度の高い色を置かない
月の円を描いたら、細かい所を描いて行きますが、
ポイントとしては、月のクレーターを描くことです。
クレーター部分は、太陽の光を反射していない部分ですので、
灰色(グレー)寄りの色にすると良いです。
あまり彩度を高い色を置かず、ほぼ白黒ぐらいで乗せてあげると、
良い感じになります。
また、勝手な想像で描かず、何か資料を用意して描くと良いでしょう。
月の周りを明るめに描く
絵にする場合は、月の外周を明るめにすると良いです。
なぜかと言うと光を発している雰囲気を出せるからです。
全部の外周を均一に明るくするのではなく、
一部分だけ強めに明るくするなどするとより臨場感が増します。
油絵で月を描く時の雲の描き方
続いて、月とセットで描かれることが多い雲の描き方です。
月に近い方向を明るくする
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/P2NQyAsTSlaIYyqU-WeUzQ-300x225.jpg)
まず先に、大きな明暗で雲を描いて、雲の位置を決めます。
最初の段階では、ざっくり描き、全体のバランス感を観ます。
雲を描く時は、雲の月に近い側を明るくなるように描きます。
イメージとしては、逆光の光を描く時のようなイメージです。
月の光が雲のに当たっていることを、立体的にイメージしながら、
描くと良いでしょう。
![ここがポイント!](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/09/MQQ1yHk1S3qobXmwwjPY6A-300x279.png)
全体感を観るのが大事
月の色に合わせて雲の色を染める
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-05-042244-300x152.png)
雲の当たる光の色は、最初に決めた月の光の色にします。
月を黄色寄りにしたのであれば、
雲の明るい部分も黄色寄りの色にします。
月の色が水色系であれば、雲の明るい部分も水色にすると良いです。
雲の明暗境界線を集中的に描き込む
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-05-042440-300x230.png)
雲の書き込みは、明暗の境界線を多く描くこむようにすると良いです。
理由としては、人間の目は明暗の境界に視線が行きやすいのと、
明暗の堺が一番モノの質感(テクスチャー)が出るからです。
用は理にかなっています。
油絵で月を描く時の海の描き方
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次に月と海の関係性です。
月の下に一直線に光の線ができる
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-05-042620-300x211.png)
月の下に海がある場合は、月の光が海と鏡面反射します。
そのため、月の下の方(海の所)に一直線上の光の筋ができます。
この光を描いてあげることにより、
そこに海や池などがあることを示せます。
海が荒れている場合は光が乱反射する
海の波の状態でも違ってくるのですが、
月の光が海の波の状態(凸凹)によって、
乱反射します。
奥に行くほど細かくなり、ぼかすイメージで描くと良いです。
海にグラデーションを作る
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/スクリーンショット-2024-01-05-042811-300x208.png)
海全体にも月の光が当たっていることも描写すると、
より空間があるように観えます。
月の光の筋に近い部分を明るくしたり、
雲に下げぎられている部分を暗くすると良いです。
簡単に説明しましたが、こんな感じでしょうか。
油絵で奇麗な円の月を描く方法は?
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/jordon-conner-VIcTzkzNZR8-unsplash-scaled-e1704396678469-1024x591.jpg)
最後に月を描く時に円をきれいに描く方法を紹介します。
![ふじゆう](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/10/不自由な自由様-300x300.jpg)
月の円をきれいに描く方法
➊まず、薄く正方形を描きます。
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/DNbTqCe5QYOP2s1l5HkLGA-300x225.jpg)
➋次にこの正方形を4等分します。
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/QpB0ckezTACFjm_d83o3ow-300x225.jpg)
➌十字と正方形が交わるところから、楕円を描きます。
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/uSo_funuRi6ydS6TTb1oBA-300x225.jpg)
![ここがポイント!](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/09/MQQ1yHk1S3qobXmwwjPY6A-300x279.png)
上下左右から少しづつ攻める
➍最後に滑らかになるように繋げるだけです。
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これで、比較的楽に楽に正円が描けます。
月の円を描くのにコンパスを使う
油絵と言えどコンパスを使ったらいけないというルールはありません。
当然ですが、コンパスを使えば好きな大きさの下描きを作ることができます。
ただし、油絵の具を乗せていく段階で、下書きが観えなくなりがちなので、
部分的に残すなど工夫は必要です。
まとめ
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2024/01/moon-1859616_1280.jpg)
今回は、月の描き方、コツ等を紹介していきました。
話はそれますが、
私自身、夜が好きな人間ですし、
月は良く眺めることが多いです。
月観ると「わおぉーーん!」って、
吠えたくなっちゃいますよね。(冗談です笑)
あなたの好みの月を描いてみてくださいね(^^
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また、別の記事で。
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