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【油絵】メディウムの使い方ガイド:初心者必見!

ふじゆう
ふじゆう
皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。

 

油絵は、道具や溶剤の種類が多く難しく感じる人も多いんじゃないでしょうか?

画材店に行くと多くの商品が並んでいます。

油絵ってこんなに多くの溶剤やメディウムがあるの?」と

びっくりしたことを覚えています。

 

また、何を買って良いか初心者は解らないものです。

私も最初そうでした。

そういったお困りごとを解消できたらと思います。

今回は、メディウムに焦点を当てて解説していきます。

ではやって行きましょー

この記事におすすめの人
・油絵でどんなメディウムがあるのか知りたい人

・メディウム使い方を知りたい人

 

油絵の基礎知識:初心者が知っておくべきポイント

油絵のメディウムを解説する前に油絵の基本的な特徴やメリットをおさらいしておきましょう。

そうすることで、メディウムを使うメリットが明白にもなります。

 

油絵の具の特徴と言えば、乾燥が遅いことがが挙げられます。

これはメリットにもなりますが、デメリットにもなってしまいます。

このデメリットを補うためにメディウムを使う場合がほとんではないでしょうか。

また、乾燥を遅らせることもできます。

 

油絵の具のその他の特徴としては、ツヤがある透明感がある

耐久性が高いなどが挙げられます。

これらの特徴をカスタマイズしたい場合や使い勝手を良くするために

メディウムを使用すると言う訳ですね。

 

メディウムの種類と選び方を徹底解説

では、メディウムの種類を見ていきましょう。

メディウムの種類は大きく分けると次の4つがあります。

・絵具の乾燥を促進するメディウム
・絵具のつやを調整するメディウム
・画面を保護するメディウム
・画面を剥離させるためのメディウム

 

今回の記事では、使用用途が多いと思われる、乾燥とツヤに関するメディウムに絞って紹介します。

その他のメディウムについては他の記事で紹介していますので、下の記事からご覧ください。

油絵に必要なオイル、メディウム、ニス、クリーナーの種類や使い方を解説

 

絵具の乾燥を促進するメディウム

「速乾メディウム」

油絵の具と混ぜて使用するメディウムです。

乾燥時間の遅い油絵の具ですが、数時間で乾燥させることができます。

こちらの商品、実際使っていますが、油絵の透明感なども失うことなく使えています。

 

「シッカチーフ」

シッカチーフの基本的な使い方は、乾性油や揮発油と混ぜて使用します。

例えば、乾性油と揮発油、シッカチーフを混ぜた溶剤を作っておき、

それを油絵の具と混ぜて使います。

乾燥を早められます。

 

「速乾タイプの画用液」

画用液には、元々速乾タイプに混ぜ合わされて販売されているものもあります。

こういうものを使えば、手間を省けるでしょう。

お手軽で良いですよね。余計なことを考えたくない人には良いでしょう。

 

 

絵具のつやを調整するメディウム

続いて表面のツヤを調整するメディウムの紹介です。

「ダンマルバニス」

ダンマルバニスは、乾性油や揮発油と混ぜて使うものです。

油絵の具にツヤと絵の具ののりの良さを与えます。

油絵の具が上から乗せやすくなりますが、乾燥しきった場合は弾きやすいように思います。

 

「艶消しのメディウム」

「ホルベイン 画用液 ストロングメディウム」

艶消しメディウムは、油絵の具に直接混ぜて使用するものです。

手軽にマッドな質感が出せます。

テカテカな印象が嫌いな人向けです。

 

「艶消しの画用液」

「ホルベインスペシャル マット ペンチングオイル」

もともと艶消しの状態に混ぜられた画用液も市販されています。

自分で混ぜる必要がないので楽です。

 

「艶消しのニス」

「ホルベイン スプレーマットタブロー」

ニスは、油絵が完成した後に使うものです。

完成後に画面の光沢を調整したい場合に使うものです。

一般的なニスは光沢が強いので、光沢を抑えたい人向けです。

筆で塗るタイプとスプレータイプがありますが、

スプレータイプの方が使い勝手が良いです。

 

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 失敗しない!油絵とメディウムの注意点と対処法

逆にメディウム類を使った場合の注意点を紹介します。

油絵の具の乾燥の速さに注意!

乾燥が早まるということは、いつもよりは急いで描く必要があります。

特に速乾メディウムは乾燥が早く、1時間ほどで乾いてしまうこともあります。

いつものペースで描いていると、筆などが固まってしまったりします。

固まってしまうと筆を痛めるので、あらかじめ安い筆を使うか、

後片づけはしっつかり行いましょう。

 

油絵の具のはじきに注意!対策方法

乾燥を早めることで一つ弊害があります。

それは、上から油絵の具を重ねる場合に油絵の具を弾いてしまい、

うまく絵の具を乗せられない場合があります。

半乾きであれば、上から油絵の具を乗せやすいのですがそうもいきません。

そうなってしまった場合の対処法としては、ルツーセが便利です。

乾燥した表面に上から塗り、数分置けば、

弾きが解消されて、いつも通り上から重ね塗りできるようになります。

困っている方はお試しください。

 

油絵の具の黄変やひび割れに注意!防ぐためののポイント

画用液には完成後に黄変しやすいものがあります。

乾性油のリンシードオイルなどがそうです。

リンシードオイルは、乾燥は早いのですが、黄変の心配があります。

そういった場合は、ポピーオイルを使用すると良いでしょう。

 

また、速乾剤を使う場合は、早く乾燥する為ひび割れの可能性も高くなってしまいます。

必要以上に厚りしないようにしたり、適度な分量のメディウムを使用するようにしましょう。

また、色々な溶剤を混ぜすぎないというのもポイントになります。

例えばですが、速乾の画用液に更に速乾メディウムを混ぜるなどです。

当然、ひび割れしやすくなる場合があるので注意です。

 

 

まとめ

と言うことで、今回は、油絵のメディウムについて解説していきました!

油絵に慣れてきたら、自分にあったメディウムを試してみるのも良いかもしれませんね。

なにか助けになったのであれば幸いです。

他にも、油絵に役立つ情報を発信していますので、

興味ある方はみてみてくださいね。

ご質問もお気軽に!

ふじゆう
ふじゆう
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。

 

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