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油絵でのバラの花の描き方を紹介!シンプルで簡単な描き方やコツなど

 

ふじゆう
ふじゆう
皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。

花と言えばバラですよね。

「花の女王」とか、「きれいなバラには棘がある」とか、

「愛」のイメージ使われたりと、とにかく人気の花です。

 

そんなバラの花の描き方やコツなどを紹介して行きたいと思います。

また花を描く時の構図などについても紹介します。

それではやって行きましょー

 

この記事におすすめの人
・油絵でバラの花を描いてみたい人

・油絵でどんな風にバラを描いてるか知りたい人

・花などの静物画を描くコツが知りたい人

 

油絵でバラの花を描く時のコツや気を付けること

バラの花などの構図を練る

せっかくのお花なので構図が台無しで、

美しく見えないのではもったいないですよね。

すぐ描き始める前に構図をしっつかりと練った方が良いです。

いろんなパターンを描いてみて比べてみると分かりやすいです。

 

花の花瓶などの影の位置までを含めて考える

お花や花瓶の位置を決める時に忘れがちなのが影です。

影のことまで描く位置を調整する必要があります。

花のアップの絵にするのであれば、あまり関係ないのですが、

被写体から少し離れた位置にする場合は気を付ける必要があります。

(今回の絵はほとんど影ないので、あまり関係ないですが。)

 

バラの花の大きさに大小差をつける

例えば同じぐらいのバラの花のある絵を描くとしましょう。

その場合大きさが同じものが2つ並んでいると変化が少なく、

あまりぱっとしない絵になってしまいがちです。

そういった場合は、どちらかの大きさに差を付けてあげると良いです。

 

 

油絵でバラの花の構図を決め方や考え方

花の構図の決め方

構図を決めるときは、小さめの四角をいくつか描いて、

何パターンか並べてみると良いです。(上図参照)

大きく描くと大変ですし時間もかかります。

小さく描くと全体的なバランスが把握しやすいです。

また、小さいということはサムネイルみたいなもので、

印象ある構図かどうか判断しやすいです。

 

花は静物画なので動きのある構図は適さない

基本的に植物を絵にするときには、

おとなしめの構図の方が良いです。

 

動きのある構図とは逆三角形で動きのある構図などのことです。

スポーツの一シーンとか、スピード感のある物を描く時には向いているのですが、

花を描く時はあまり適さないです。

 

明暗差でも重い軽いがある。

例えば光が強くあっている花の絵を描く場合、

明暗差が強く出ます。

暗い所は重くなりますし、明るい所は軽くなります。

構図を決めるときは、この点も注意しておかないとバラスが悪くなることがあります。

明暗の大きな塊がある絵は特に気を付けた方が良いです。

 

重さを見る方法としては、

下描きのサムネイルで構図を考える段階で白黒で少し濃淡を付けてあげると良いです。

最終的な作品のイメージがしやすくなります。

 

【油絵】風景画や静物画の構図の種類・取り方14選!

 

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油絵での実際のバラの花の描き方を紹介

前置きが長くなりましたが、構図が決まったら早速描いてい行きます。

今回使っている支持体は木製パネルに黒のジェッソで下地を作ったものです。(写真左)

 

バラの描き方➊ 最初に描いた下描きを元に鉛筆で下描き

下描きを元にざっとでいいので描き移していきます。

この時細かく必要はないです。

細かく描いても上から油絵の具を乗せていく段階で消えてしまうからです。

 

 

バラの描き方➋ 鉛筆で描いた下描きをフィキサーチーフで固定

下描きがある程度描けたらフィキサチーフで固定します。

フィキサチーフで固定する理由は、

下描きの上にそのまま油絵の具を乗せてしまうと滲んで下描きが観えなくなるからです。

フィキサチーフは揮発性なので数分で乾きます。

乾くまで少し待ちます。

 

バラの描き方➌ おつゆ描きをしていく

油絵の具テレピンだけを混ぜて、おつゆ描きをしていきます。

おつゆ描きは、油絵の具と揮発油のテレピンを混ぜたシャバシャバの状態で描いて行くことです。

おすすめの色としては、バーントシェンナです。

(一般的には白地の上からおつゆ描きしたほうがやりやすいです。)

 

ふじゆう
ふじゆう
鉛筆の下描きを省いて、
おつゆ描きから始めるのもありだよ

 

バラの描き方➍ 明るい所は暗い所は所は黒を乗せていく

おつゆ描きだけでは、あまり濃淡が付けられないので、

ブラックホワイトを使って、明暗差を更に付けて行きます。

明暗差をつけると形が任意しやすくなるのもメリットの一つです。

明るい所と暗いところができれば、そこから形を作っていきやすいです。

 

この段階でもまだ、オイルはテレピンしか使っていません。

まだ、細かいところは描き込まず、大きな明暗だけ捉えて描きます。

この状態で、1日ぐらい乾かします。

 

バラの描き方➍ 薄いブルーで全体をグレーズ

全体をブルーでグレーズします。

グレーズとは、透明色で上から塗り重ねることです。

オイルは、ブラックオイルにテレピンを混ぜたものを使っています。

 

グレーズする利用としては、

全体的に色味に深みを出すためと、花瓶の部分に色味を付ける為です。

 

バラの描き方❺ もう一度、描き起こして行く

ビンの部分を乾燥を待たず描いて行きます

乾燥を待たないのは、

ウエットな状態に絵具を乗せることで、ぼかし表現が楽になるからです。

瓶など透明なものを描く際は、外側に強めの光を描くようにするとそれっぽく描けます。

床の光の反射も描きます。

 

バラの描き方❻ 葉っぱの部分も描いて行く

ビンの部分がある程度描けたら、葉っぱの部分も同じように描いて行きます。

ビンを先に描いたのは、その方が効率が良いからです。

基本的に後ろの方にある物を先に描いたほうが良いです。

 

バラの描き方❼ づづいてバラの花の部分も描いて行きます。

こおでも、一部を描き込むのではなく、

全体的にぼやっとした感じでまんべんなく形を取ります。

ここがポイント!
ここがポイント!
背景とかを描く前に手前のモノを描き込むと、
後から大変なので注意!

 

バラの描き方➑ バラの花の一番明るい所を描く

今回は、黒地に描いているので、明るい部分を先に描いて行きます。

油絵は基本的に暗いところ先に描いて、次に明るい所を描いて行くと良いです。

 

バラの描き方❾ つづき

色が変わったように見えますが、

逆光の状態でカメラ取っていたので、映りが変わっただけです。

この状態までなったら一度乾燥させます。

(2、3日乾燥待ち)

 

バラの描き方❿ 背景を描いて行く

背景の花瓶が設置している床の部分を描いて行きます。

この時、油絵の具は乾いていると思うので、

ビンの上にかぶさっても良いので上から描いて行きます。

ビンの上に乗ってしまった不要な絵具はティッシュなどで拭き取ります。

 

バラの描き方⓫ 更に後ろの背景を描いて行きます。

一番後ろのバックの部分にグラデーションを作りたいので、

明るめの色を作り塗っていきます。

 

 

バラの描き方⓬ ティッシュでぼかす。

背景をティッシュでぼかして、なじませます。

葉っぱや瓶の所に油絵の具が付いてしまっても問題ないです。

拭き取れば消えます。

 

バラの描き方⓭ 仕上げ 細かい所も描き込んで行く

背景もおおよそ決まったので、

メインのバラの花や瓶の部分をさらに描き込んで仕上げていきます。

まだ明暗差が強い状態なので、上から油絵の具を乗せて、

グラデーションをなだらかにするイメージで描いて行きます。

 

 

バラの描き方⓮ 完成へ

バラの花や、葉っぱの部分の右側にイエローで少し色味に変化付けました。

茎の部分のウブ毛の部分もハイライトが強く出るので描き足しています。

納得がいったら完成です。

 

制作過程の動画は、インスタにタイムラプス乗せてます。👇

https://www.instagram.com/p/C2GTUUgyDy_/

 

 

まとめ

今回はバラの花を油絵で描く時のコツ描き方を紹介してみました。

植物は自然のモノなので、

形が少し崩れていても違和感が出ずらいので、描きやすいですよ。

花瓶などを描く場合だけ少し神経使うぐらいです。

是非描いてみてくださいね♪

 

他にも、背景の描き方や、の描き方人物の描き方など解説していますので、

良かったら、観てみてくださいね。

ふじゆう
ふじゆう
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。

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