皆さんこんにちは!
絵描きのふじゆうです。
絵を描く時皆さんは、構図って気にしてますか?
構図とは、グーグル先生に聞いてみたところ
「作品がキレイに見える角度や位置・写真の余白を考えながらバランスの良い配置をつくり、
作品が魅力的に見えるよう写真におさめた全体の形(空間)のこと」
です。
写真で使われることが多いようですが、絵やデザインなどでも使われます。
いくら絵がうまくても構図が悪いと台無しになってしまうこともあります。
普段から写真を撮る癖を付けたり、構図を意識して写真を撮ったり、
撮った写真を切り抜いてみたりすることでセンスが磨かれてくると思います。
しかし、基礎のこう撮ればいい構図というのは最初は解らないものです。
そこで代表的な構図を紹介していこうと思います。
では、やっていきましょー
目次
- 1 風景画や静物画の構図➊ 日の丸構図
- 2 風景画や静物画の構図➋ 三分割法
- 3 風景画や静物画の構図➌ 二分割構図
- 4 風景画や静物画の構図❹ シメントリー構図
- 5 風景画や静物画の構図❺ 額縁構図
- 6 風景画や静物画の構図❻ 対角線構図
- 7 風景画や静物画の構図❼ 放射線構図(消失点構図)
- 8 風景画や静物画の構図➑ 対比構図(大小パターン構図)
- 9 風景画や静物画の構図❾ 三角構図
- 10 風景画や静物画の構図❿ アーチ状の構図
- 11 風景画や静物画の構図⓫ サンドイッチ構図
- 12 風景画や静物画の構図⓬ トンネル構図
- 13 風景画や静物画の構図⓭ S字構図
- 14 風景画や静物画の構図⓮ フィボナッチ螺旋構図(黄金螺旋構図)
- 15 まとめ
風景画や静物画の構図➊ 日の丸構図
日本の国旗のような感じで配置された構図です。
ど真ん中に構図を置き、外側は、ぼかしたりすることで、
中心部のモチーフを目立たせます。
絵の場合は、中心部以外の書き込みを少なくしたり、
彩度の高い色を持ってこないようにすると効果的です。
インパクトのある構図だと思います。
風景画や静物画の構図➋ 三分割法
構図という言葉がつかないですが、
聞いたことがある人は多い言葉じゃないでしょうか。
スマホのカメラ機能でこの分割画面が出てくるのを見たことありますよね?
この構図は、この線の上か交わるところに見せたいものを持ってくると自然といい構図になります。
今回紹介する中でも、一番映えやすい構図じゃないかと思います。
是非意識して、画面作りをしてみてください。
風景画や静物画の構図➌ 二分割構図
こちらは、風景画などの場合は、地平線を分割する部分に持ってくることが多い構図です。
もちろん地平線だけでなく、川だったり、壁だったり、棒だったりなんでもOKです。
地平線をこのラインに持ってくる場合、
画面のど真ん中からはずらした方が良いかと思いです。
真ん中から下にした場合は空の面積が多くなり開放的になり、
衷心より上げると、閉鎖的なイメージになります。
作品に合った印象を与えられるよう工夫すると良いでしょう。
風景画や静物画の構図❹ シメントリー構図
左右対象にバランスを保ったように配置する構図です。
安定感がある構図になります。
また、わざと非対称(アシンメトリー)にして、不安感を出す方法もあります。
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風景画や静物画の構図❺ 額縁構図
絵画などに額縁を付けると、絵が閉まってよく見えるのが良い例ですね。
絵や写真の場合でも、画面の中の窓枠に囲まれた部分を見せたりすいることで、
その部分を引き締める効果があります。
風景画や静物画の構図❻ 対角線構図
モチーフや人物、風景などを対角線上に配置する構図です。
ぱっと見の印象がシャープでスタイリッシュになる効果があります。
また、奥行きや変化を画面に出したい場合にも効果的です。
風景画や静物画の構図❼ 放射線構図(消失点構図)
線路の近くから写真を撮ったりするとこの構図になりやすいです。
非常に奥行きがある構図になります。
この構図に、近景、中景、遠景にバランスよく建物や人物、
植物などを配置すると非常に見栄えのする構図になりますよ。
風景画や静物画の構図➑ 対比構図(大小パターン構図)
モチーフを2つ対比させたりする構図です。
花の絵や、動物などなんでも使えます。
また、二つのモチーフは大小と大きさを変えたほうがより良い構図になります。
風景画や静物画の構図❾ 三角構図
日本のお城や、人物に動きを持たせたりするときなどにもよく使われます。
1つのモチーフだけではなくても、3角形の形で3つモチーフを置くなどしても大丈夫です。
こちらもスタイリッシュでダイナミックな構図になりやすいと思います。
風景画や静物画の構図❿ アーチ状の構図
トンネルの先に何かがあるような構図などです
額縁構図に似た構図です。
視線をアーチ状の中に向かわせる効果があります。
風景画や静物画の構図⓫ サンドイッチ構図
画面の左右にモチーフ(木など)を配置して、
中心部を目立たせるようにするときなどに使う構図です。
他に、お城の扉の前絵に兵隊さんが二人並んでる配置とかよく見ますよね。
風景画や静物画の構図⓬ トンネル構図
風景の写真で、近景の木などで画面の外枠を覆って、
中心部のメインのモチーフを目立たせたりしたいときなどに使う構図です。
風景画や静物画の構図⓭ S字構図
アルファベットのS字のように配置する構図です。
コンセプトアートなどよく使われているのをよく見ます。
雲を遠景から近景に置いたり、川をS字状に置くことで、遠近感を出しやすいです。
風景画や静物画の構図⓮ フィボナッチ螺旋構図(黄金螺旋構図)
黄金比の「1:1.618」の比率からきている構図です。
DNA、花びら、竜巻、台風の形状など、自然界に多く多く存在している構図です。
かなりマニアックな構図です。
狙ってこの構図で写真を撮ったりすることは難しいと思います。
抽象型や、デザイン画などこちらを取り入れると魅力的なものが作れるかもしれませんね。
中世の絵画「モナリザ」は、黄金比をもとに描かれているというのは有名です。
まとめ
今回は、代表的な構図を紹介していきました。
構図のセンスを磨けば、より良い作品作りができると思いますし、
見てくれる人に客観的に伝えたい部分をより伝えやすくなると思います。
また、一つの構図だけでなく2、3つの構図のパターンを複合させると、
より変化にとんだユニークな構図ができるのではないでしょうか。
アイディアに困った時や、いつもと違った構図にチャレンジしたい場合などにも、
参考にしてみてくださいね。
では、ふじゆうでした。
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