みなさん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
デッサンってやられたことありますか?
中学校、高校の美術の授業で少しやったことがる程度の方がほとんどじゃないでしょうか。
美術系、イラスト系の学校や絵画教室等に行かないとちゃんと習うことはないですよね。
デッサンは、絵を描くことの基本が身に付くので非常に大事です。
つまらない作業のように思われるかもしれませんが、
やり方とか目的を持ってやると意外と楽しい部分もあります。
というわけで、今回は、デッサンについて、話していきます!
それでは、やっていきましょー
目次
そもそもデッサンとは?
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/pencils-gf579eba4e_1280-1024x576.jpg)
デッサン(dessin)という言葉は、もともとフランス語からきています。
日本語では「素描」と言います。
英語の場合は、「スケッチ」や「ドローイング」と呼ばれるようです。
一般的には、鉛筆やペン、パステルなどで、線で形を描いたり、
石膏デッサンのような明暗の調子を付けて描くことを言います。
デッサンは何のために学ぶのか?
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/kids-g862630a50_1920-1024x683.jpg)
デッサンをやる意味
デッサンを行うことの意義は、まず対象物を正確に描き写すことにあります。
デッサンによって物を描くことで、
対象物の構造やバランスをしっかりと把握できるようになります。
これは、物体を様々な角度から観察し分析することで、
その物体の構造に深い理解を持つことができるためです。
デッサンでモノの本質をとらえる
デッサンを行うことは、その物体の本質を捉えることでもあります。
デッサンをする場合、単にその物体を見て描写するだけでは不十分であり、
物体が存在する環境を含めてイメージする必要があります。
そのため、想像力を働かせることも大事です。
物体をしっかりと頭の中でイメージしながらデッサンを行うことにより、
独自の作品を完成させることができます。
このようにして、物体の本質をとらえることが重要です。
油絵を始める前にデッサン練習は必要か?
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/umberto-GQ4VBpgPzik-unsplash-1024x1024.jpg)
油絵をやる前にデッサンはやるべき!
結論から言うと間違いなくやっておいたほうが良いと思います。
デッサンは美術や絵画の基礎として、重要な要素が詰まっています。
デッサンをしっかりと学ぶことで、
油絵の取り組み方にもよりよい影響を与えることができるでしょう。
デッサンは専門的で難しく感じられるかもしれませんが、
一つずつ丁寧に学んでいくことで、理解しやすくなります。
まずはデッサンから始めて、
着実にスキルを向上させていくことが大切かと思います。
油絵を始める前のおすすめの自宅デッサン練習法
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/bharat-patil-nT_jkWRMLTE-unsplash-1024x683.jpg)
本当は絵画教室などで実際に学ぶ方がが良いと思うのですが、
簡単な道具だけ揃えれば自宅でも可能です。
自宅デッサンで必要な道具
用意する道具としては、
・鉛筆(6H~6B)
・カタッターナイフ
・ねりけしor消しゴム
・ガーゼorハンカチ
・スケッチブックorコピー用紙とバインダー
・モチーフ(ボールやコップなど)
ぐらいあれば十分でしょう。
鉛筆はできれば複数あれば良いですが、Hと3Bの2本あれば十分描いていくことができます。
カッターが必要な理由は、鉛筆を削るためです。
鉛筆削りを使わない理由は、芯を長めに出したいからです。
芯を長めに出すことで、鉛筆を寝かせて幅の広い線を描くことができます。
ねりけしは、解りますか?
消しゴムの柔らかいバージョンみたいなものです。
こちうらは、1/3程度にちぎって使用します。
自由に形が変えられるので、細かい所にも使えます。
ガーゼは、鉛筆で描いたところを擦るのに使います。
擦ると鉛筆の粉が紙に刷り込まれて、影の中のグレーが落ち着いた調子になります。
描く用紙ですが、余裕があれば大きめのスケッチブックがあると良いと思います。
ない場合は、コピー用紙をバインダーに挟むなどで十分です。
自宅デッサンにおすすめのモチーフ
モチーフのおすすめとしては、白いボールがおすすめです。
ない場合は、白い卵が良いです。
難しい模様がないので、簡単な陰影の特徴をとらえるのに最適です。
白い紙コップや、トイレットペーパーの芯もおすすめです。
自宅デッサンのやり方
道具がそろったら、椅子を用意して描きたいモチーフを机の上に置いて描いていきます。
描くモチーフは、出来れば卓上ライトなどでライティングしてあげると良いです。
斜めからライトを当てることによって、モチーフに立体感が出て描きやすくなるためです。
椅子に座ってテーブルの角にバインダーかスケッチブックを当てて、
描く紙に対して目線がまっすぐになるようにして描きます。
目線と紙の角度が90度の状態で描かないと形がゆがむので気を付けましょう。
実際に描いていき方なのですが、
ここで書いていると膨大な情報量になっちゃいますので、
省きます。
自宅デッサンにおすすめな本
今の時代なのでインターネットで調べれば、いくらでも出てきますが、
自宅デッサンをする場合は本を1冊買ってやって行くと良いと思います。
その方がやる気が出ますし、間違ったことをして時間を無駄にしないで済みます。
おすすめの本としては、こちらをお勧めしておきます👇
『鉛筆デッサンの基本の「き」』
デッサンの本は、1冊あれば十分です。
自宅デッサンの落とし穴
自宅デッサンは、手軽にできるメリットもありますが、デメリットもあります。
それは、絵を見て評価してくれる人がいないことです。
描いて自分ではできていると思っても、間違っている場合も多く、
出来れば、見てもらえる人がいるのであれば、見てもらった方が良いです。
外出先でも可能なエアーデッサンのすすめ
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/binoculars-g2a9558a7c_1920-1024x683.jpg)
描かずにデッサンするエアーデッサンについて
デッサン力とは、簡単に言うと「物をみる力、観察力」です。
これをを高めるトレーニングとして、日常的にできる物があります。
それがエアーデッサンです。
因みにそんな言葉はないのですが、エアーギターみたいな感じです。
少し難しいと思うかもしれませんが、慣れれば面白い練習法です。
待ち合わせの時間や電車の中の時間、公園やカフェなどでの休憩時間に手軽にできます。
目の周りに移るものなんでもいいのですが、例えば人、観葉植物、置物、インテリアなどです。
人を観察する場合は、変な人と勘違いされないように注意してくださいね。
エアーデッサンの方法
観察する対象が決まったら、ものの形を目で丁寧になぞります。
1回ではなく、何度も形をなぞりながら、その物の形の特徴などを記憶に焼き付けます。
普通に絵を描いていると描くことに集中しがちですが、
エアーデッサンのメリットとしては、観察に重きを置くことができます。
つまり、デッサン力。
観察力が養われます。
実際の物の形と自分が思い込んでいたものの形の違いに気づくことができます。
できれば、その記憶意をたよりに家に帰ってから形に起こしてみましょう。
記憶を形にする努力をすることで、形に対するセンスを鍛えることができます。
まとめ【油絵初心者は先にデッサン練習をやるべき?】
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/04/jarrod-reed-b9vYkRz_9bo-unsplash-1024x683.jpg)
今回は、デッサンについて書いていきました。
油絵を始める前に少しでもデッサンに触れておくことをおすすめします。
そうすることで、油絵の上達、絵を描くこと全般の上達の近道になるでしょう。
また、普段の日常であらゆるものを観察する癖を付けることで、
効率的に絵の上達をしていけると思います。
参考になれば幸いです。
では、ふじゆうでした。
また別の記事で。
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