皆さんこんにちは!
絵描きのふじゆうです。
今回は筆についてお話していこうと思います。
絵を描かない方でも筆って何かしら持ってるんじゃないでしょうか?
習字用の筆だったり、女性の方であれば、メイク用の筆などですね。
押し入れの中とか片付けすると意外と使えるものが出てくるかもしれませんよ?
私は基本的になんでも絵の道具として活用できると持っていますので、
意外なものを試してみると新しい発見があるかもしれませんよ?
さて、今回も話がそれてきましたので、本題に入っていきましょう♪
油絵の筆の種類
まずは、油絵の筆の種類について話していきます。
油絵筆➊ 丸筆
基本的に皆さんが思い浮かべるのはこの筆じゃないでしょうか?
習字などの筆もこの形状に近いですね。
丸筆に関しては、どの角度で筆を持っても同じように描けるので使いやすい筆かと思います。
筆圧をかけなければ細い線が描けますし、筆圧をかけて力強く描けば太い線を描くことができます。
丸筆に関しては、小さめの筆の方が使いやすいで、0号や2号といったサイズが面相筆代わりにもなり重宝します。
逆に大きい筆扱いずらいです。
丸筆の0~6号ぐらまでの筆が個人的には一番使用頻度高いです。つまりお気に入りです。
油絵筆➋ 平筆
平筆もぜひとも持っておきたい筆の一つになります。
広い面を塗る際なのにムラになりにくいですし、角の方を生かせばエッジを聞かせることもできます。
人口物などを描く際などは重宝します。
こちらの筆も小さいものから大きいもで持っておくとよいでしょう。
油絵の技法でグレーズやスカンブルという技法がありますが、そういった際も私は使用しています
また、パネルやキャンバスにジェッソで下地を作る際にも使用します。
技法については、またほかの記事で紹介しますね。
油絵筆➌ フィルバード
こちらの筆も扱いやすい筆になります。
平筆を使い込んでくるとこういう形になってきます。
わざと自分で角を落としてこの形にする方もいるようです。
この筆も、細い線から、太い線、大きな面を塗る際にも使えたりと万能な筆かと思います。
油絵筆❹ 扇筆
こちらの筆は、毛先が扇状に開いた形をした筆になります。
私の場合は、扱いづらそうな筆だなと思い手を出してこなかったのですが、
非常に面白い筆であり便利な筆でもあります。
使用用としましては、木や草を描く際やアスファルトや壁などのシミの細かい描写など描く際など非常に役立っています。
他の筆を使うと時間がかかってしまう部分も、3倍速ぐらいのスピードでしかもランダム性も出しやすいという素晴らしい筆です。
是非毛嫌いせず、試してみることをお勧めします。
筆に関してはこれくらいあれば十分かと思います。
油絵の動物毛の種類
この項目は、さらっと書きたいと思います。
正直なところあまりわからないんですよね(笑
全部試していると、お金がいくらあっても足りません^^;
思いつく限り描きますと、
豚、馬、イタチ、タヌキ、アライグマ、セーブル、羊、鹿、コリンスキー・・・etc
私が持っているものは、豚、馬、タヌキ、イタチ、コリンスキーの5種類です。
この5種類について私個人の体感で説明していきます。
毛の硬い順番は、
豚→馬→イタチ→タヌキ→コリンスキー
といった感じです。
硬毛は、豚毛
中毛は、馬、イタチ
軟毛はタヌキ、コリンスキー
といった感じでしょうか。
広い面描き始めは硬毛、広い面の中盤(中描)は中毛。
終盤は細かいところを描くことが多いので必然的に軟毛筆を多く使用しています。
使いどころは、描く人や使いどころで人それぞれ変わってくると思いますので1眼には言えないです。
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油絵におすすめの筆5選
私が実際に使っているもので、おすすめのものを5つ紹介します!
おすすめの油絵筆➊ 世界堂油彩筆 RNサイン(ラウンド・狸)0号
こちらの筆は、私がこの記事を描いている現状として一番好きな筆です。
狸(狸)の毛でできているのですが、絵具の含みもよく毛先のまとまりも良いです。
また、ちょうどよい腰があり非常に扱いやすい軟毛筆です。
ぜひ使ってほしい一本になります。
おすすめの油絵筆➋ 世界堂油彩筆 イタチサイン【sign】(ラウンド)10/0号
続きまして、こちらの筆です。
サイン用の筆のようですが、めちゃくちゃ細かいところを描く際に使用します。
かなり小さい筆ですの、大きな面を塗るのには適しませんが、
一度書いて別な色を使うために絵具を1度落とすのにも時間がかかりません。
こちらも毛先のまとまりも良くちょうどよいしなりで非常におすすめです。
おすすめの油絵筆➌ レオナルド 油彩筆 159PL (フラット) 8号
コリンスキーの毛でできた筆になります。
今回のおすすめの中では一番高いです^^;
確か誕生日に自分へのご褒美で買った気がします。
私にプレゼントを買ってくれるような人はいませんので(泣
ちょうどいい大きさで、柔らかくソフトなタッチ感です。
もちろん値段が高いだけあって、絵具の含みも抜群で、絵具を付け足す回数が少ないです。
おすすめの油絵筆❹ フィルバード8号豚毛
フィルバードの8号ほどの筆は私にとってはちょうどよい筆でです。
ざっつくりとおつゆ描きする際や、砂浜を描く際の中盤でよく使います。
(おつゆ描きというのは、油絵の具をテレピンに溶かしシャバシャバの状態で描くことです。)
豚毛の筆に関しては、何十本も試しましたが、正直なところメーカーによる違いはあまり感じていませんでした。
なので安い筆でどこのメーカーでも良いかと思います。
8号ぐらいのサイズが使いやすいので今回はこの筆を取り上げさせてもらいました。
おすすめの油絵筆❺ 扇筆 artist bursh 2831
最後に扇筆です。
こちらの筆は、メルカリで安かったので買った筆になります。
メーカーとかはよくわかりません。
絵具を含むと扇状の形がまばらになります。
この状態で色々な角度に回しながら絵具を載せることで絵具が均一になるのを防いで、
よりランダム性を出しやすいです。
私は、このシリーズしか持っていませんが、おすすめです。
番外編 ~油絵の筆代わりに使える物~
文頭でも書きましたが、油絵用の筆じゃなくてもなんでも使うことはできます。
実際に私が使っているものとしては、
歯ブラシ、習字用の筆、ペンキ用ブラシ、水彩筆、掃除用ブラシ等使うこともあります。
またブラシだけにこだわらず、スポンジやウエス、爪楊枝、ティッシュ、ひも、指先などで書いてみるのも面白いです。
記事を描いていて思ったのですが、「油絵を指だけで描いてみた!」とか面白そうですね。
いつか挑戦してみたいと思います。
まとめ(油絵の筆の種類は?おすすめの筆5選!)
油絵の筆の種類は、丸筆、平筆、フィルバード、扇筆を紹介しました。
油絵の動物毛の種類には、豚、馬、イタチ、タヌキ、アライグマ、セーブル、羊、鹿、コリンスキーなどがある。
私の持っている限りの情報になりますが、
硬毛は、豚毛
中毛は、馬、イタチ
軟毛はタヌキ、コリンスキー
実際におすすめの筆(リンクあり)
世界堂油彩筆 イタチサイン【sign】(ラウンド)10/0号
油絵の筆の代わりは、歯ブラシ、習字用の筆、水彩筆、掃除用ブラシなども使える!
筆だけにこだわらず、いろんなもので絵を描いてみまょう。
以上!
ふじゆうでした。
また別の記事も見てもらえたら嬉しいです。
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