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油絵のパレットの種類は?パレットの持ち方や使い方を解説!

パレット

 

皆さんこんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

パレットについての説明って意外とされていないことが多いんですよね。

皆さんは何を使われていますか?

また、どのように使われていますか?

それとも何か買おうと思ってパレットをお探しでしょうか。

 

パレットの種類や使い方保存の仕方持ち方など話していこうと思います。ので参考になると幸いです。

 

では、やっていきましょー。

 

 

油絵のパレットの種類

パレット

木材のパレットが一般的に使われています。

桜、桂、マホガニーなどの木材が使われているものが多いようです

 

その他に、アルミ製、ガラス製、大理石、紙製などの製品も販売されています。

紙製のペーパーパレットは清掃する手間を省けるので非常に便利です。

因みに大理石のパレットは、非常に高価です。

もちろん私は持っていません(笑

 

ホルベインのパレットなどは、

持つ手に負担が掛からないようにバランス用のウエイトがついている

ものもあります。

疲れなどが気になる方は、試してみるといいかもしれませんね。

 

 

油絵のパレットの形状

 

油絵のパレット形状➊ 楕円形のオーヴァル型

オーヴァル式リンク:Amazon

一般的によく見る形ですね。

楕円形をしているので、

少ない筆の動きで使えるようにこの形をしています。

 

 

油絵のパレット形状➋ 雲形のフランゼン

フランゼン式リンク:Amazon

オーヴァル型を大きくして、

手前の腕にたたる部分が削られた形をしています。

なぜ部分的に削られていいるかというと、

持つ腕に当たらないように作られているためです。

 

 

油絵のパレット形状➌ 角形のオブロング型

オプロング型リンク:Amazon

机の引き出しにしまったり、

道具箱に収まりやすいようにこの形になっています。

 

 

油絵のパレット形状❹ 角形の二つ折型

二つ折りリンク:Amazon

持ち運びに便利なのと、

小型の道具箱にも収まるように二つ折りの形をしています。

使用する際は、裏表に注意しましょう。

写真の面が表向きになります。

 

 

油絵のパレットの使い方、持ち方

パレット

パレットの持ち方は、基本的に全部同じです。

穴の開いた部分に親指を通して持ちます。

ほとんどのパレットは、右利き用に作られているので、

左手で持ちます。

あまり力を入れて持たず、

腕の部分に重みが掛かるように持つと疲れにくいと思います。

 

 

油絵パレットの絵の具の出し方➊

持ったら、パレットの外側の縁に絵具を並べるようにしましょう。

色の並べ方は基本的には色相環の順序で出します。

例(赤、橙、黄、緑、青、紫)。

ただし、描く方法によっては明度や彩度の強さに従って並べる場合もあります。

使いやすい方法を考えて並べましょう。

 

色相環で絵具を並べる理由は混色がしやすいからです。

色相環の一番遠い色(補色)を混ぜると、色が濁り暗くなります。

もちろん意図的に混ぜる場合もありますが、

基本的には色相環の近い色を混ぜた方が鮮やかな色が出せます。

 

油絵パレットの絵の具の出し方➋ 白い絵の具は多めに

白い絵具は一般的によく使うため、他の絵具から離れた使いやすい場所に出しておきます。

また、混色する範囲を広く取っておく必要があります。

混色した絵の具はグラデーションになるように混色しておくと使うときに便利です。

混色する場所がなくなったら、

パレットを一度きれいにして、混色場所を確保します。

 

油絵パレットの絵の具の出し方➌ パレットを手にもって描く場合

手で持って描き始めると、再度絵の具を出すのに手間がかかるため、

使用する絵の具は多めに出しておくことが大事です。

何を描くか見当がついている場合は、予め使う絵の具の量がわかると思うので、

考えて出すと良いです。

 

作業が終わったら、木製パレットの場合はパレットを清掃します。

パレットナイフを使って絵の具をそぎ落とし、

取り除けなかった絵の具は布でしっかり拭き取ります。

 

木製パレットの場合、きれいにした後に乾性油を塗って傷を修復してくれるので、

絵の具のしみこみを抑える効果とパレットそのものを丈夫にすることができます。

 

関連記事👇

油絵と水彩画の違いは何?おすすめの絵の具は?【アクリル】

 

 

左利きの場合のパレットの持ち方は?

パレット 左利き

左利きの場合はそのまま裏にひっくり返して使えば大丈夫です。

ただし裏面も使用可能なものを選びましょう。

また、左利きの人が角形の二つ折型を使う場合は、

パレットの金具に負荷がかかって不安定になるのでおすすめできません。

私は左利きなので経験談として書きました。

 

 

パレットの油絵の具の保存方法

絵の具保存

 

パレットの油絵の具の保存方法

パレットに置いた絵の具を簡単に保存する方法として、

パレットごとラップで包むことがあります。

ただし、木製パレットなどは固着する可能性があるため、

この方法での保存は2〜3日程度に留めましょう。

 

パレット上の油絵の具を長期的に保存したい場合

長期的に保存したい場合は、

紙パレットなどに移してからラップで包むことをおすすめします。

また夏場など暑い季節の場合、パレットを冷蔵庫に入れると良いです。

温度が低い方が、絵の具の酸化を遅らせることができるので、

出したときの状態をできるだけ保ちたいのであればおすすめです。

 

 

油絵におすすめのパレットは?

ペーパーパレット

 

油絵にはペーパーパレットが楽チン

なんだかんだで、使い勝手が一番いいのはペーパーパレットかと思います。

軽いですし、片付けが楽です。

迷ったらこちらを使いましょう。

サイズも大小ラインナップされていますので、

自分に合ったサイズが見つかるんじゃないでしょうか?

混色することを考えると、

少し大きめのサイズの方が使いやすいのでおすすめです。

メーカーで使い勝手などはあまり変わらないので、

値段とサイズで決めたらいいのではないでしょうか。

 

 

パレットの代わりになるもの

クリアホルダー

紙パレットをメインで使っている場合、

使い切って困ってしまうことがあります。

そんな時におすすめのものが、クリアホルダーや下敷き(ノートに挟むやつ)です。

クリアホルダーを使う場合は、厚紙や下敷き中に挟むと安定します。

また、白いものであれば、ほぼペーパーパレットと使い勝手は変わらないです。

クリアホルダーは安価ですし100均などでまとめ売りしています。

上の画像も、100均の物です。

拭き取ればもう一度使えますし、

掃除が面倒であればそのまま捨ててもいいかと思います。

もし、ペーパーパレットを切らしちゃたった時は試してみてくださいね。

 

別でペーパーパレットの代用品の記事も書いていますので、

気になる方はどうぞ👇

油絵のペーパーパレットの代用品のおすすめ6選!

 

まとめ

パレット

今回はパレットについて話していきました。

まとめると、

 

パレットの種類は、

木製、アルミ製、ガラス製、大理石、紙製

などがある。

パレットの形状は、

楕円形のオーヴァル型

雲形のフランゼン型

角形のオブロング型

角形の二つ折型

がある。

 

油絵パレットの使い方は、

穴に親指を通して使い、パレット上側の端に沿って色相環を意識して並べる。

出す量は多めに出すと良い。

 

左利きの場合は、両面の対応のものを使う。

 

パレットの絵の具の保存方法は、

ペーパーパレットとなどを丸ごとラップで包んで冷蔵庫に入れると良い。

 

使いがってが良いのは、断然ペーパーパレット。

 

パレットがないときは、代用でクリアホルダーや下敷きが使える。

以上です。

 

あなたの、絵の制作に役立つ情報があったのならうれしいです。

 

ふじゆう
ふじゆう
では、ふじゆうでした。
また、他の記事で。