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油絵の下地の重要性は?キャンバス下地の塗り方のコツ!

キャンバス パネル

こんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

キャンバスの「下塗りってやっていますか?

真っ白のキャンバスのまま描いていくと、色の重なりがないので油絵らしい表現になりづらいです。

私の場合はあえて奇抜な色などを下色に使用したりして、

上から乗せる油絵の具の色味に変化と深みが感じられるように工夫しています。

 

また、「下地は別物で下塗りの前にするもののことです。

基本的に市販のキャンバスは既に下地は塗ってあります。

木製パネルなどは下地処理をする必要があります。

 

とはいえ、下塗って結構めんどくさいんですよね。

時間が空いてる際にまとめてやっちいたいですね。

 

前置きが長くなりましたが、

今回は、油絵のキャンバスやパネルの下地や下塗りについてです。

 

👇関連記事

油絵の下塗りの色の選び方は?やり方やジェッソ下地についても解説

 

 

下地なしで油絵具を使うと何が問題?

キャンバス

自分でキャンバスを張る際やパネルを使うときは、キャンバスの下地を作ることが重要です。

下地を作らずに直接油絵具をキャンバスに塗ると、時間が経つにつれて、劣化を引き起こす原因になります。

下地処理をしないと、絵画が黄ばんだり乾燥割れしたり、風化したりするなど、絵画の品質が低下してしまいます。

 

 

下地を作ることで得られる効果とは?油絵具の耐久性向上

ジェッソ下地

 

油絵の下地の効果➊ 耐久性の向上

下地を作ることで、油絵具の耐久性が向上します。

下地は、油絵具がキャンバスに固定されるのを助け、

その上に塗った絵具が剥がれ落ちないようにする効果もあります。

下地を作ることによって、油絵具の耐久性が向上する理由は、

下地がキャンバスに吸着力を与えるからです。

下地を作ることで、油絵具がキャンバスに十分に固定され、

キャンバスに吸着されるようになります。

これにより、時間が経っても絵具が剥がれたり割れたりしなくなり、

絵画の品質が保たれるようになります。

 

油絵下地の効果➋ 発色が良くなる

また、下地を作ることで、絵画の色合いがより美しく見えるようになります。

下地は、油絵具の色を鮮やかに引き出すことができ、色彩の深みを増すことができます。

油絵具を使う前に、下地作りについてしっかりと理解し、

適切な下地を作って絵画制作に臨みましょう。

 

 

油絵のキャンバス下地のおすすめの物は?

 

油絵の下地 ジェッソ下地

最もポピュラーな下地は「Gesso(ジェッソ)」です。

Gessoはキャンバスやパネルに塗ることで、吸収性を防いでくれます。

張られてないキャンバスやパネルの下地には、こちらを使っておけば間違いないです。

大容量入っていますので、絵の具代の節約にもなります。

白、黒、カラーのジェッソも販売されています。

粒子の粗さもありますが、好みで選んでみてください。

 

油絵の具での下塗り。 余った絵具を使うという手もある

張りキャンバスやパネルで既に下地材がすでに塗ってあるものの上から使います。

油絵を描いていて余ってしまった絵の具があるんじゃないでしょうか?

それを利用すると絵具を無駄にせずに使えるので、おすすめです!

 

乾燥時間が気になる場合は、シッカチーフを混ぜてあげると良いです。

乾くのが早くなります。

ですが、入れすぎには注意してください。

ひび割れの原因になります。

前容量の1割程度にとどめておきましょう。

 

油絵具の下塗りは、均一に塗るのは少し難しいですが、

タッチ感を生かした絵にする場合はあまり気にすることはないでしょう。

 

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油絵のジェッソ下地の塗り方のコツは?

絵の具

ジェッソ下地を塗る際にはムラになりやすいです。

こで、今回はジェッソの下地の塗り方のコツについて紹介します。

まず、下地を塗る前にキャンバスを良く伸ばしてから下地を塗ることが大切です。

キャンバスが引っ張られていない状態では、下地が割れたり剥がれたりする可能性があります。

自分でキャンバスを張る場合は張り方にも注意しましょう。

 

油絵の下地を研磨する

また、下地を塗る前にキャンバスの表面を軽く研磨する方法があります。

これにより、下地がより良く定着し、ムラや剥がれを防ぐことができます。

 

油絵の下地の塗り方

下地を塗る際には、ブラシを使って均一に塗ることが重要ですが、

ジェッソを使う際は薄めで3~5回ほどに分けて塗るときれいに仕上がると思います。

また、重ね塗りするときは、乾燥させる時間をしっかりと確保することも重要です。

季節にもよりますが、15分ほど時間を空けたほうが良いでしょう。

早く乾燥させたい場合は、ドライヤーを使うと良いです。

筆は、できるだけ大きいものを使ったほうが、ムラになりにくいです。

大きい筆は、高いので最初のうちは100均なので売っているペンキ塗り用の筆を使うといいでしょう。

ただし、毛が抜けやすいので、その際には

ピンセットなどで抜けた毛は取ってあげましょう。

 

また、ローラーを使うのも良いかと思います。

奇麗に早く塗れます。

 

上から油絵の具を乗せる場合は、3日ほど乾燥させましょう。

 

 

ジェッソで下地材を入れるおすすめの容器は?【油絵】

下地入れ。豆腐の容器

 

下地材のおすすめの容器➊ 豆腐の容器

おすすめの入れ物ですが、皆さんは、豆腐好きですか?

スーパーやコンビニに売っている豆腐の容器が今のところ一番使いやすいです。

1丁入りのものですね。

 

下地材のおすすめの容器➋ ヨーグルトなどの容器

ヨーグルトなどの容器も良いです。

油っ気も少ないので、軽く洗えば大丈夫です。

 

下地材のおすすめの容器➌ 卵などの容器

卵の容器も使えます。

10個入りの容器であれば、切れば20個分になります。

小さいキャンバスなどを塗るときは良いと思います。

 

絵の具を入れるのに使いやすそうな容器があればとっておくと良いでしょう。

 

 

まとめ

キャンバス パネル

 

●下地処理をしないと、絵画が黄ばんだり乾燥割れしたり、風化したりするなど、絵画の品質が低下しやすい。

●下地を作ることで、絵画の色合いがより美しく見えるようになる。

●下地は、油絵具の色を鮮やかに引き出すことができ、色彩の深みを増すことができる。

●張られていないキャンバスやパネルを使う場合は、まずジェッソで下地をする。

ジェッソは薄めで、3~5回ほどに分けて塗ると良い。

ジェッソ下地の乾燥を早めたい場合はドライヤーを使う

●下地塗には大きな筆やローラーを使ったほうが、ムラになりにくい。

●ジェッソ下地の入れ物には豆腐のパッケージが良い!

 

以上

ふじゆうでした。

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