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油絵が下手でも上手く見せられる知識や描き方10選

 

皆さん、こんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

皆さんは絵を描く時どんなことを意識していますか?

絵を描く時、「あぁしたい」、「こうしたい」ありますよね。

今回は、私が油絵を描く時に意識していることや、

この知識は知っておいた方が良いと思うものを10個紹介したいと思います。

何か参考になることがあれば嬉しいです。

 

それでは、やっていきましょー

 

 

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油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方➊ キャンバスを平面だと思わないようにする

これは、当たり前のことかもしれませんが、結構重要です。

もちろんキャンバスは平面であり、2次元なんですが、

キャンバスの中に空間があると思って描くと、

本当にそこに空間が生まれます。

 

平面に線を描いているという認識で絵を描くのと、

キャンバスの中に入って行けるぐらいの気持ちで描くのでは、

別次元で絵にも違いが表れると思っています。

 

立体的な絵や、空間表現を描きたい人には、おすすめです。

と言うより、常に意識しておきたいところです。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方➋ 光の方向や強さを意識する

朝、昼、夜に関わらず、何かしらの光が存在すると思います。

それはどんな光でどんな色を帯びているのかなど考えましょう。

 

例えば、野外の昼間であれば、太陽がメインの光源なのは当たり前ですが、

その光の方向が何処からきて、地上の建物や草木、人などを

照らしているのかよく観察するということです。

 

これも、意識するだけでも違いが出ます。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方➌ 3分割法を意識する

何か迷ったときは、ふと思い出すと便利です。

絵の構図を決めるときにも役立ちます。

絵の中で、見せたい物をこの線上や、線の交点に持ってくることで、

安定した構図を作ることができます。

 

例えば、地平線をこのラインに持ってくるとか、

メインのモチーフを3分割法の交点に持ってくることで、

観る人の視覚に効果的に作用します。

 

是非、意識しておきたいですね。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❹ 楕円の描き方を知っておく

皆さんは、「楕円」を描く時どのように描きますか?

そのまま円を描くのではなく、補助的な線を使って描くことで、

奇麗な楕円が簡単に描けます。

油絵だけでなく、デッサンなどでも使えます。

人工物の静物画など描く時など、良く描く機会が多いので、

知っておくと便利です。

下で、描き方を紹介します。

 

➊中心と描きたい円の横幅を決めます。

 

➋描きたい円の高さを決め、印を付けます。

 

➌上下左右から円の形を描いていきます。

 

❹後曲線が滑らかになるように繋げるだけです。

 

円を四角形で囲うところまでやると、左右対称かどうかや、

曲線のゆがみまでわかるので、余裕があればここまでやると尚良いです。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❺ 遠近法を利用した立方体の描き方を知る

風景や建物を描く時に遠近法やパースを意識することは重要です。

観たままの状態を描くのではなく、自分でパースの線を作り、

そこに当てはめて描いて行ったほうが、安定しますし、奥行き感が出ます。

 

建物や人工物であれば、ほとんどが立方体を基本として、描ける場合がほとんどです。

これを活用するには、透視図法の基本的なことを知っておく必要があります。

 

種類としては、1点透視図法、2点透視図法、3点透視図法があります。

透視図法に関しては、他の記事で紹介しているので、

 

👇もっと知りたい方は、こちらからどうぞ。

油絵で風景画や背景に欠かせないパース(透視図法)とは?簡単な描き方

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❻ 空気遠近法を知っておく

空気遠近法も風景画を描く場合は、ほとんどの絵で使うことになります。

空気遠近法ってわかりますか?

遠くの景色ほど、青白くなる事を利用した、

遠近感の出し方の技法のことです。

 

空気遠近法は、色分けで描いて行っても良いのですが、

油絵の場合、簡単に描く方法があります。

青白い色を作って、遠景にグレーズするだけです。

例えば、シルバーホワイトとウルトラマリンなどを混ぜて作ると良いと思います。

 

また、私の独自の表現方法なんですが、

夜の絵を描く時に遠景をコバルトバイオレットなどでグレーズすることで、

疑似的な空気遠近法を表現することができます。

遠景ほど、紫色に霞ませるイメージですね。

夜の風景を描く時は、結構使っています。

(タイトルの絵など。)

 

他に、風景画でなくても活用できます。

静物画などで、少しでも前後関係(奥行き)に差があるのであれば、

活用することで、空間や立体感を増すことができます。

 

是非、空気遠近法を活用してみてくださいね。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❼ 筆でサイズ感や比率を測る

これも、知っておくと便利です。

何かの長さを合わせたり、

モチーフと他のモチーフの大きさの比率を合わせたりするのに使います。

しっかり部分部分長さや大きさを図って合わせることで。

デッサンの狂いを少なくすることができます。

 

やり方としては、腕を伸ばして、図るだけです。

筆の反対側を使うと良いです。

筆の先端と親指で距離を測ります。

油絵筆は長いのでその点便利です。

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方➑ 近景、中景、近景の書き分けを知っておく

これも、絵を描きなれている人にとっては当たり前なんですが、

知っておきたい知識です。

 

遠景ほどぼかして、近景ほどくっつきり観えるように描きます。

言い換えると、遠景ほどコントラストを下げて、

近景になるほど、コントラストを上げます。

 

空気遠近法と同じように、グレーズを活用する事でも、

遠景のコントラストを下げることもできます。

 

しっかり描き分けをすることで、空間に広がりが増します。

是非、取り入れたいところですね。

 

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❾ 補色を知っておく

他の記事でも何度か言っていますが、

補色は非常に重要です。

画面を効果的に見せるのに役立ちます。

 

また、油絵の具を混ぜるときにも知っておくと便利です。

補色同士を混ぜると、絵の具が濁ったグレー色になります。

奇麗な色彩やグラデーションを作りたいのに、

補色を混ぜて台無しになってしまうことがあります。

 

逆に混ぜないで、補色同士が取り合わせにある場合は、

強烈なインパクトを与えることもできます。

 

是非絵にも取り入れてみてくださいね。

 

 

油絵やアクリル画で初心者でも上手く見せられる知識や描き方❿ 明暗差の強いところにまず目が行く

絵やデザイン物など、色などで目線を誘導することができますが、

明暗差によっても、視線を誘導することができます。

 

上の写真の例で行くと右上にまず視線が持っていかれると思います。

次に左上でしょうか。

 

他に、あまり彩度の高くない絵の場合でも、

基本的に明暗のコントラストが強いところに目がまず行きます。

 

レンブラントなどの絵が良い例ですが、

スポットライトのような光が人物にあたっているので、

そこに明暗のコントラストが強く出て、

視線がそこに持っていかれるという仕組みです。

 

レンブラント「酒場のレンブラントとサスキア(放蕩息子)」

 

こちらも、是非絵などで活用していきたいですね。

 

 

 

まとめ

と言うことで今回は、

油絵を描く時、上手く見せられる知識や描き方

10個紹介していきました。

 

何か知らないことがありましたでしょうか?

また、何か参考になることがあったのであれば嬉しいです。

 

では、ふじゆうでした。

また、別の記事で。

 

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