絵描きのふじゆうです。
油絵は、いろんな表現ができます。
リアルな表現から、抽象画のようなアートなど、
無限に表現が作れると言っても過言ではありません。
そんな油絵ですが、
テクスチャーについて、
書いていこうと思います。
テクスチャーを作るとアートらしくなりますし、
偶然面白い表現が出来たりします。
と言うことで、
油絵のテクスチャーの作り方や、
油絵のテクスチャーに使う道具などを紹介していこうと思います。
油絵のテクスチャって何?
テクスチャーとは?マチエールとの違いは?
テクスチャーとは、絵の表面の視覚的な凹凸や色や素材感、
材質感覚のことです。
マチエールと言う言葉もありますが、
マチエールは、絵肌の調子や材質感のことです。
なので、意味合いとしてはほぼ同じです。
どちらかと言うと、テクスチャーは、
建設関係やインテリアデザインなどで使われることが多いです。
一方、マチエールは、主に美術の世界で使われます。
美術の世界でマチエールと言う場合、
キャンバスとパネルのマチエールの違いみたいな感じで使われます。
なのでマチエールは、より繊細な質感、本来の質感みたいな感じで
使われることが多いです。
油絵のテクスチャーアートって何?
テクスチャーアートは、テクスチャで作られたアートのことです。
そのままですね。
絵の具をひっつかいたり、擦り付けたりして、
面白いテクスチャーを作り、それをアートにしたものです。
油絵の具は、物質感が強く、盛り上げ表現が得意な絵の具です。
画面全体をテクスチャーで埋めても絵になりますし、
部分的に使ったり、背景のみにテクスチャーを作り使うなどさまざまです。
油絵のテクスチャーの作り方に決まりはない。
テクスチャーを作り方に明確な決まりは実はないです。
どう作ろうがOKです。
身の周りのモノや、そのまま筆を使っても良いですし、
手を使っても構いません。
そのいろいろな道具を使って、様々な表現ができます。
油絵でテクスチャを作るのにおすすめの道具は?
油絵のテクスチャーの道具➊油絵筆
油絵筆でそのままテクスチャーを作ることもできます。
筆をランダムに動かしたり、
均一な筆のタッチを繰り返してみたりなど出来ます。
豚毛などの硬毛で盛り上げても良いですし、
柔らかい筆で薄塗りで優しく作るなど自由です。
油絵のテクスチャーの道具➋布やティッシュ
布やティッシュペーパーに油絵の具を付けて、
それをキャンバス画面にポンポンポンと乗せていくだけでも、
面白いテクスチャーができます。
色に変化を付けてみたり、複数の色を付けて、
擦り付けてみた入り出来ます。
大きな面積も埋めやすいので、効率も良いです。
油絵のテクスチャーの道具➌歯ブラシ
歯ブラシなども使うと面白いです。
油絵の具を付けて、毛先をしならせて、
キャンバス上に吹きかけても良いですし、
歯ブラシの表面で叩いて、複雑な表現を作つても良いでしょう。
油絵のテクスチャーの道具➍ペインティングナイフ
ペインティングナイフでも、テクスチャーは作りやすいです。
ペインティングナイフで、油絵の具をキャンバスにに乗せても良いですし、
キャンバス上の油絵の具をペインティングナイフで擦り付けるだけでも、
良い表現が作れますよ。
複数の色を乗せてそれをペインティングナイフで擦り付けながらスライドすると、
油絵の具同士が混ざりあい複雑なグラデーションができます。
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テクスチャはどうやって作るの?テクスチャー動作6選!
油絵のテクスチャ作り➊ひっかく
ひっつかくことで、かすれた表現や、
複雑な表現を作れます。
筆の反対側などでひっかいたり、
ペインティングナイフでひっかいても良いです。
油絵のテクスチャ作り➋擦る
擦るのも効果的です。
筆で擦ったり、ティッシュで擦る付けたり、
こすりつけることで絵の具が混ざったり、重なり合ったりします。
油絵のテクスチャ作り➌ぼかす
ティッシュペーパーや布なので、
上からポンポンたたくだけでもぼかしができます。
ぼかし技法は、油絵でフスマートと言う技法があります。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」などで、有名です。
👇関連記事 技法はこちらの記事でまとめてます。
油絵のテクスチャ作り➍引き延ばす
油絵の具は乾燥が遅いので、キャンバス画面上で、
自由に引き延ばせます。
ペインティングナイフで絵具を引き延ばすのは、
結構気持ちいですよ。
油絵のテクスチャ作り❺混ぜる
引き延ばすと似ていますが、画面上で複雑に混ぜて、
ぐるぐる巻きにしたり、ぐるぐる巻きを繰り返したり、
無限にやり方はあります。
油絵のテクスチャ作り❻拭き取る
絵の具を乗せたり、混ぜるのではなく、
逆に拭き取ってあげるのも面白いです。
拭き取った部分だけ、下の色が出てくるので、
興味深い表現が作れたりします。
余った油絵具などでテクスチャを作るのも面白い
余った油絵の具でテクスチャアートを作ってみるのも良いですよ。
私はたまにやります。
絵を描き終わって、パレットに残った油絵の具の様々な色があると思います。
それをにキャンバスナイフですくって、使っちゃいます。
上で紹介したような道具や動作で思いのままに、
キャンバスにぶつけてみましょう。
よい抽象画ができるかもしれませんよ。
まとめ
今回は、油絵のテクスチャの道具や作り方についてでした。
やり方に正解なんてないので、自由に表現してみてくださいね。
なにか参考になりましたら、幸いです。
また、別の記事で。
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