皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
皆さんは、絵の具は何を使っていますか?
または、迷っていたりしませんか。
そんな方のために、
油絵の具とアクリル絵の具の大きな特徴や違いなどを紹介していこうと思います。
それでは、やっていきましょー
目次
油絵の具とアクリル絵の具どっちがおすすめ?
結論から言いますが、どっちもおすすめです!
どちらも、メリット、デメリットがあります。
ですが、私としては油絵の具をおすすめします。
油絵の方がどちらかと言うと初心者向けですし、
道具などの知識が少し面倒なの部分はありますが、
少し覚えてしまえば非常に扱いやすい絵の具です。
また、ぱっと見の印象が品があり高級感があるので、
絵として映えやすいです。
それでも、迷ってしまう方が居ると思うので、
下記で大きな特徴などを紹介していこうと思います。
油絵の具の方が優れている部分➊ゆっくり描ける
油絵の具の大きな特徴として、
やはり乾燥が遅いということです。
絵を描かれる方は、ほとんどの人が趣味で描くと思うので、
時間を気にせずゆっくり描けるというのはメリットになると思います。
ですが、早く描きたいと思う人もいるかもしれませんね。
そういうときは、乾燥促進剤やメディウムなどを使うことで、
ある程度早く乾かすことができます。
油絵の具は乾燥が遅いというイメージが強いですが、
工夫次第でいろいろできちゃいます。
ただそれでも、アクリル絵の具の乾く速さには届かないです。
油絵の場合は、超速乾メディウムを使用しても、早くて3時間程度です。
アクリル絵の具は、ドライヤーなどを使用すると数分で乾かすことができます。
油絵の具の方が優れている部分➋キャンバス上でいじれる
油絵の具は、乾燥が遅いので、キャンバス上で絵具をいじりやすいです。
これがどういうメリットがあるのかと言うと、
例えば、グラデーションを作る時です。
乾燥が遅い分、グラデーションが作りやすいんですよ。
筆で何度も擦つてグラデーションを作っていくのですが、
絵の具が早く乾いてしまうと上手くグラデーションができません。
そのため、ゆっくりじっくり絵の具を好みのグラデーションになるまで弄ることができます。
油絵の具の方が優れている部分➌簡単に盛り上げれる
油絵の具は、絵の具を厚く塗りたい場合にも便利です。
どういうことかと言うと、普通の絵の具(水彩やアクリル)は、
水を使用しますが、油絵の具は水は使いません。
ですので、乾燥しても体積が減りません。
そういった面で、インパストなどの盛り上げ技法を使う場合は優れています。
油絵の具の場合、メディウムを使用することで、
絵の具を節約させつつ、さらに盛り上げて描くこともできます。
アクリル絵の具の方が優れている部分➊乾燥が早い
アクリル絵の具の一番便利なところとしては、
乾燥が早いということです。
なので、どんどん描き進めたいという人もに向いています。
油絵の具で乾いていない状態のまま描き進めると、
絵の具が混ざって濁った色になりやすいです。
その点、アクリル絵の具は便利です。
アクリル絵の具の方が優れている部分➋重ね塗りが多くできる
乾燥が早いというのが、重ね塗りが多くできるというメリットにも繋がってきます。
複雑な絵などは、アクリル絵の具の方がストレスがないかもしれません。
油絵の具の場合、ちょっと描いて、乾燥待ちみたいになることが多いです。
アクリル絵の具は、その分手数を増やせるので、
描いていきやすいんじゃないでしょうか。
アクリル絵の具の方が優れている部分➌水彩風にも油絵風にも描ける
アクリル絵の具のメリットとして、水彩風にも油絵風にも描けるという特徴があります。
アクリル絵の具は、水を使用しますので、
水の量が少なめであれば、水彩風になります。
水の量を少なくして、メディウム等を利用すれば、油絵ぽく描くこともできます。
非常に便利な絵の具と言えるでしょう。
油絵の具とアクリル絵の具、両方使うという選択
油絵の具とアクリル絵の具、両方使うと言う方法もできます。
実際両方を使って表現している人も多くいます。
ただしこの場合、気を付けなければならないことがあります。
それは、油絵の具の上にアクリル絵の具は乗せられないということです。
逆に言えば、アクリル絵の具を描いた上に油絵具を乗せましょう。
普通に考えれば、当たり前のことですが、水と油は混ざらないからです。
気を付けて使用しましょう。
油絵の具のおすすめの使用方法
油絵の具をメインに使う場合なのですが、
下地だけはジェッソなどのアクリル下地を使用すると良いです。
下地は、絵の具を乗せていけば隠れていきますし、
下地に油絵の具を使用すると時間がかかるので、面倒です。
ジェッソを使うことで、手軽に下地が作れますよ。
また下書きのみ、アクリル絵の具を使用するのもいいかと思います。
👇もっと知りたい方は、下の記事からどうぞ
まとめ
ということで、今回は油絵の具とアクリル絵の具はどちらがおすすめ?
と言うことで話して行きました。
どちらの特性も理解して、賢く活用していきたいですね。
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。
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