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油絵の保管方法を解説!絵画の保存、新聞紙や袋に入れるのはあり?

 

ふじゆう
ふじゆう
皆さんこんにちは!
絵描きのふじゆうです。

油絵の保管方法って意外とどうしていいか解らないですよね。

よっぽどのことがない限りひどいことにはならないと思いますが、

考えられる要因を解説していきたいと思います。

それでは、やっていきましょー

 

この記事におすすめの人
・油絵の保管方法が知りたい人

・油絵を大事に飾りたい人

・油絵のニスの落とし方を知りたい人 など

 

油絵の保管方法で一番気を付けるべきことは?!

 

油絵の直射日光を避ける!

油絵の保管で一番気を付けた方が良いことは、直射日光です。

部屋に飾る時や絵の保管は直射日光の当たらない場所に飾りましょう。

昼間は大丈夫でも、朝や夕方などには光があってしまっている場合もあります。

絵を大切にしたいのであれば、こういうところも気を使いたいところですね。

 

油絵絵画の湿気を避ける!

直射日光の次に気を付けた方が良いことは、湿気です。

暗い部屋で、風通しが悪かったりとカビなどが生えてしまうこともあります。

周囲にあまりものが多く置いてあると、

湿気もたまりやすいです。

ある程度、絵画の周りにスペースを取ってあげると良いでしょう。

 

油絵の保管で北側の部屋を避ける!

北側の部屋は特に日当たりも悪く、湿気も多くなりがちです。

換気などを心掛け、部屋の掃除も大事です。

 

クーラーなど直接あたる場所を避ける

クーラーやエアコンなどの近くは、急激な温度変化により、

水滴ができやすいです。

結果的に絵が湿った状態になり、木が腐ったり、

絵にカビが生えたりします。

エアコンの風の当たる場所は避けた方が良いでしょう。

 

 

油絵の保管は、飾ってあげてなんぼ。

油絵は額に入れて飾ってあげよう。

絵は基本的に人に観てもらう為にあると思います。

押し入れなどに入れて、埃をかぶるよりは、

額などに入れて目に見えるところに飾った方が、

忘れずにメンテナンスなどもしやすいです。

額に入れてある分、保護する役目もあります。

 

油絵を額に入れる場合も保管方法は同じ。

油絵を額に入れる場合も、保管方法は同じです。

直射日光、湿気、クーラーの近くなどは避けましょう。

 

額の上に積もった埃の掃除

油絵を額や壁に飾る場合は、当たり前ですが上の方に埃が積もります。

埃が増えるとダニだも増えますし、虫が出やすくなる面もあります。

あまり害は無いかもしれませんが、出来るだけ清潔に保ちたいですね。

 

 

油絵を飾らない場合の保管方法!

湿気の多そうな場所に保存する場合は袋に入れる。

油絵を飾ってあげるに越したことはないですが、

押し入れなどに入れて保管する場合、

ビニール袋などに入れて保管したほうが良いでしょう。

湿気があったとしても、袋が守ってくれます。

 

乾燥材を入れると尚良い。

袋に入れて保管する場合、乾燥材も入れておくと尚良いです。

長期間保存する場合は、特に効果的です。

 

古民家などの保管は白アリにも注意

油絵に使うキャンバスやパネルは、木材が使われています。

白アリなどに食われてしまう危険もあります。

市販の防腐剤などで予防しましょう。

 

 

油絵の表面の掃除、お手入れ方法は?

柔らかい筆で埃を落とす

油絵を額などに入れないで飾る場合もありますよね。

その場合、絵の表面などにも埃が付着しがちです。

その場合は柔らかい筆などで、軽く撫でて埃を落としてあげると良いでしょう。

 

柔らかい布で優しく拭く

べとべとしていたり、帆悪露が取れない場合は、

水で湿らせた柔らかい布で拭いても大丈夫です。

ただし、厚塗りの絵の場合は、糸が画面にひっかかり、

絵を傷つけてしまう場合もあるので注意です。

 

 

油絵の保護用ニスの落とし方は?

時間がたち黄変した油絵ニスはテレピンで落とすことができる。

油絵の仕上げとしてニスが施されている場合がほとんどですが、

長い時間が経つとニスが黄変してくることがあります。

この場合は、ニスを落としてあげる必要があります。

ニスの落とす際には、テレピンを使います。

筆に付けて、油絵全体をテレピンで上塗りして落としても良いですし、

ウエスにテレピンをしみ込ませても大丈夫です。

 

テレピンでニスを押したとはもう一度ニス掛けしてあげる

テレピンで拭いた後は、念のため2日ほど乾燥させ、

もう一度ニス掛けしてあげることで、

絵を保護するコーティングを再度施すことができます。

 

油絵のニス掛けには、「タブロー」を使います。

少し高価ですが、

手で触って手に油絵の具が付かないぐらいになったら使える

「タブロースペシャル」などがあると便利です。

 

 

油絵は、何だかんだでタフ。

油絵は、直射日光さえ避けていれば、よっぽどひどいことにはならない。

なんだかんだと神経質な事のように描いてきましたが、

油絵は結構タフです。

基本的に直射日光を気を付けておけば、よほどのことにはなりません。

あまり神経質にならず、絵画鑑賞を楽しめばいいのではないでしょうか。

 

 

油絵の保管で他にやらないほうが良い事は?

もう少し、ついやってしまいがちなことを追記しておきます。

 

油絵の上に新聞紙などを敷く

油絵は乾燥しても、表面はべたついたような質感の場合があります。

新聞紙などを敷いていると、油絵と新聞紙がくっ付いてしまう場合もあります。

紙などではなくビニールなどの方が良いでしょう。

出来れば絵の方面は空洞を作るのが理想的です。

 

油絵の床の直置き

床などに置いていると足で蹴っ飛ばしてしまったり、

子供が踏みつぶしてしまうかもしれません。

出来るだけ高いところで、安定した場所に保管するようにしましょう。

 

私は、床に直置きしていて、足で踏んでしまい、

キャンバスに穴が開いたことがあります(^^;

 

 

油絵などの収納ラックのおすすめは?

これは、絵をいっぱい描いて保管する場合の内容です。

興味ない方は飛ばしてください。

 

アート乾燥ラック

最後に油絵用のラックを少し紹介します。

実際、油絵など絵を描いたものを乾かす場合はこのようなものがあると便利です。

学生の頃、美術の事業で似たようなものを観たことあるかもしれませんね。

絵の表面にスペースができ便利です。

アート乾燥ラック」で検索すると色々出てきますよ。

 

 

雑誌用のラックも油絵保管に使える。

雑誌用のラックなども絵の保管委は使えます。

いろんなデザインのもがありますので、気に入ったものを見つけてみてもいいかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

と言うことで、油絵の保管メンテナンスお手入れについて書いていきました。

絵は基本的に、世界に一つだけのものです。

大切に扱って、人に見てもらえれば、絵も喜んでくれる事でしょう!

何か役に立つ情報があったのであれば幸いです。

 

ふじゆう
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では、ふじゆうでした。

また、別の記事で。

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