絵描きのふじゆうです。
油絵で描くモチーフって悩みますよね?
描きたいものがなければ、なかなか決まらないなんてこともあるかもしれません。
と言うことで、
油絵初心者におすすめのモチーフ、
モチーフごとの難易度、
モチーフ描く時のポイント、
などを、紹介していきたいと思います。
それでは、やって行きましょー
・簡単なモチーフ知りたい人
・油絵でモチーフを描くポイントが知りたい人
目次
油絵のモチーフの難易度を初心者向けに解説。
油絵初心者が描くのに難しいモチーフは?
油絵初心者以前に絵として描くのに難しいものは人物画です。
人物は複雑で、骨や筋肉、全体の比率、バランスなど
考えないといけないことが多いいです。
また、人間なので普段常に見ているものでもあります。
なので、細かいところが目につきやすいですし、
描くのも難しいです。
油絵のモチーフの難易度について
油絵で描くモチーフの難しさを難易度順に並べてみました。
人≧動物>静物>風景画
といった感じになります。
人を描くのが難しいように、
動物を描くのも難しく大変です。
人物画と同じく、比率や骨格、筋肉を意識しないといけないのに加えて、
毛並みを描く必要があるので、大変です。
次に静物画は、モチーフによって難しさは変わりますが、
基本的には描きやすいモチーフです。
デッサン力があると良い絵が描けると思います。
それに対して風景画は、あまりデッサン力は必要ないです。
例外として、風景画は近景がある場合はデッサン力も必要になってきます。
風景画は、もちろんデッサン力も必要なのですが、
ある程度コツや知識があればそれなりに描くことはそんなに難しくありません。
ただし、描き方を知らない場合は難しいと感じると思います。
油絵初心者は何のモチーフから始めるのが良い?
油絵初心者が描くのにおすすめのモチーフは静物画
油絵初心者におすすめするモチーフは静物画です。
静物は動かないですし、モチーフを好きな場所に置いたりもでき、
じっくり観察することができます。
身近にあるもので絵にすることができるので、
その点も扱いやすい所です。
また、絵のモチーフとして、基礎的なことが多く学べるのが静物画です。
鉛筆のデッサンでも静物画が多く取り上げられるのは同じ理由です。
静物の構造、明暗、直線や曲線、光、影など多くの観察すべき部分が含まれています。
油絵初心者は最初はシンプルなモチーフが良い
油絵初心者で静物を描く場合は、出来るだけシンプルなものが良いでしょう。
複雑だと描くのも大変ですし、基本を押さえるのには不向きな場合があります。
もし初めて描く場合であれば、油絵の具の使い方や、
度具の使い方なども覚える必要があるので、
難しいモチーフを選んでしまうと、考えることも多く大変です。
油絵初心者が始めて描くのにおすすめのモチーフ
身近なもので、コップ、食器、ビン、果物、野菜、花瓶や筆記用具、本など
様々あります。
個人的におすすめなのは食器です。
透明なものは難しいので、透明でないコップやティーポットなどが良いと思います。
このような人工物は、時間経過で形が変わることがないので、
どうしても時間が掛かってしまう油絵には向いています。
次におすすめなのが、果物や野菜です。
レモンやリンゴ、ブドウ、スイカ、みかんなど、なんでも使えます。
描くのにもそんなに難しくないので描きやすいです。
ライトスタンドなどあれば光を当てて、
描きやすくするのも容易です。
ただ、何週間も置いておくと腐っちゃうので、その点は注意です。
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油絵初心者は、写真のモチーフを描くのはあり?
写真のモチーフを使っても大丈夫
もちろん写真を使っても問題ありません。
ただし、デッサンの練習も兼ねたいという場合は、
あまりおすすめできません。
写真を見るのと、実物を見るのでは観察できる情報量が違うからです。
ですが、風景画を描くとして、真冬や炎天下の中、現地で描くなんて、
現実的ではないですよね。
静物画を描く場合でも、
変化しやすいものは写真に撮って描いたほうが描きやすい場合もあります。
(例えば、ロウソクの火や、水物、しおれやすい花など)
油絵初心者が写真をモチーフにして描く時に気を付けること
写真をモチーフにして描く場合は、そのまま模写するのではなく、
実際のものの周りこみや、立体感を想像しながら描くと良いです。
写真の平面をみて、キャンバスに平面を描くのでなく、
写真の立体を感じとりながら、絵を描くと良いでしょう。
そこにある空間を感じとりましょう
油絵初心者がモチーフ描く時のポイント
油絵初心者がモチーフ描く時のポイント➊ 構図を考える
油絵以前に絵に置いて、構図は1番大事です。
たとえば、リンゴの絵があるとして、
凄く上手く描けているのに、
画面端にチョンと描かれている絵を観てどう思うでしょうか?
ほとんどの人が違和感を覚えると思います。
また、モチーフで静物を描く場合、影の位置も見越して描いて行く必要があります。
モチーフをど真ん中に持ってきても、影を含めると全体としてバランスが悪くなる場合があります。
そういったことも考えて、計画的に進める必要があります。
油絵初心者がモチーフ描く時のポイント➋ 明暗を見分ける
油絵でも立体感を表現する場合、明暗をよく観察することは大事です。
実物よりも強めに明暗を描き分けるぐらいの方が、絵として良い絵にはなり易いです。
カラーだとつい明暗のことを忘れがちです。
色が付いていても明暗の狂いがないか定期的に確認すると良いでしょう。
油絵初心者がモチーフ描く時のポイント➌ 色彩を考える
油絵など描いて行く場合、色彩はモチーフ通りにする必要はありません。
その時感じた色やイメージの色を使って良いでしょう。
また、補色同士の色を混ぜると色が濁ってしまいます。
慣れないうちは、カラーサークルなどを用意しておくと便利です。
油絵でモチーフになりそうなもの一覧、組み合わせ
最後に、モチーフになりそうなものを思いついただけ、書き出してみました。
下の様なもモチーフを組み合わせてみるのも良いのではないでしょうか?
組み合わせるときは、
硬いものと柔らかい物。
小さいものと大きいもの。
直線的なモノと曲線的なモノ、
人工物と自然物
のように変化を付けると良いですよ。
油絵初心者のモチーフになりそうなもの一覧➊ 果物
りんご、ばなな、みかん、ぶどう、、もも、サクランボ、うめ、ビア、イチゴ、なし、洋ナシ、
バナナ、メロン、スイカ、マンゴー、オレンジ、パイナップル etc…
油絵初心者のモチーフになりそうなもの一覧➋ 野菜
ナス、トマト、ピーマン、パプリカ、ゴーヤ、トウガラシ、シシトウガラシ、
カボチャ、ズッキーニ、キュウリ、ツノニガウリ(キワノ)、シロウリ
ヘチマ、オクラ、キノコ、ミョウガ、パセリ、ブロッコリー etc…
油絵初心者のモチーフになりそうなもの一覧➌ 食器
ティーカップ、コップ、ティーポット、お皿、フルーツナスケット、フォーク、スプーン、
ナイフ、ガラス皿、ガラスボール、ワイングラス etc…
油絵初心者のモチーフになりそうなもの一覧➍ 小物
アクセサリー、時計、鉛筆、布、インテリア雑化、お見上げ品、ビー玉、おはじき、おもちゃ、
ぬいぐるみ、瓶、缶、花瓶、木の枝、葉っぱ、歯ブラシ、化粧品、靴、眼鏡、松ぼっくり、
木のみ、石、宝石、本 etc…
まとめ
と言うことで、油絵の初心者向けにおすすめのモチーフや、
モチーフごとの難易度、モチーフを描く時のポイント、
などを紹介していきました。
何か参考になりましたら幸いです。
他にも。、油絵の描き方や、コツなど消化していますので、
良かったら、見てみてくださいね。
また、別の記事で。
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