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油絵の色選びに困った時に役立つ配色の基本や配色技法7選

 

皆さん、こんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

色使いって難しいですよね。

ファッションなんかも服の相性とか考えると、

「あぁでもない、こうでもない」と考えちゃいます。

最近歳をとり、無頓着になりつつありますが笑

 

また、色は感情や心理にも影響を与えるので、

ある程度は知っておいた方が絵を描くことにも役立ちます。

 

ファッションやインテリアコーディネイト、デザイン物などでは、

欠かせないものです。

 

色にも一定のルールと、奇麗に見える色の組み合わせと言うものがあります。

 

知っているとより効果的に自分の思い描く絵を

描けるようになるのではないでしょうか。

 

と言うことで今回は、

配色の基本や、色選びで困つたときの為の有名な配色をいくつか紹介します。

 

 

それでは、やって行きましょー。

 

 

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有彩色と無彩色

色は大きく分けて、有彩色無彩色の2つがあります。

有彩色は、赤青黄色など色のあるものすべてを指します。

一方、無彩色は、白や黒など、色味のない色を指します。

 

有彩色は、色の選び方や組み合わせによって表現が豊かになる反面、

組み合わせによって効果が打ち消されることもあります。

 

無彩色は無機質で硬い印象を与えることがありますが、

色味がないため、どんな有彩色とも調和する特性があります。

 

 

暖色と寒色、中性色

暖色は、赤やオレンジ、黄色など、温かみのある色を指します。

これらの色は、活気や情熱を表現するのに適しています。

 

一方、寒色は、青や緑、紫など、冷たさや静けさを感じさせる色を指します。

これらの色は、クールでリラックスした雰囲気を演出するのに適しています。

 

中性色は、灰色や茶色など、明確な暖色や寒色ではない、

中間的な色を指します。

これらの色は、落ち着きやバランスを与えるのに適しています。

 

色彩の選択は、感情や印象を強く左右するため、

暖色、寒色、中性色の使い方を理解することは大切です。

 

 

純色、清色、濁色

もっとも鮮やかな色を純色(ヴィヴィッドトーン)と言います。

また、純色には、白か黒を混ぜた清色」と、グレーを混ぜた濁色」があります。

 

清色は色に透明感があり、明るい清色はパステル風になります。

これらの色は、穏やかで上品な印象を与えます。

黒を混ぜた清色は、濁らず暗くなります。

 

一方、濁色は、不透明でくすんだ色です。

深みや重厚感を表現するのに向いています。

濁色を上手に利用することで絶妙で繊細な色彩表現ができます。

 

 

ドミナントカラー配色

ドミナントとは、支配すると言う意味です。

似た色で支配する配色です。

同じ色相でまとめて、トーンで変化を付けます。

あまり明度差がない方がまとまりやすくなります。

例えば、部屋のインテリアを青系で統一して、涼しげに演出するとかです。

 

 

ドミナントトーン配色

トーン」とは色調のことで、明度・彩度の色の調子のことを指します。

色相は変えても大丈夫で、トーンだけを統一した配色が、

ドミナントトーン配色になります。

 

ビビットなカラーだけを集めた場合は、カラフルで元気なイメージになったり、

暗めのトーンで合わせれば、落ち着いた印象にすることもできます。

 

絵を描く場合もこの部分が統一されていないと、

違和感を感じる原因になる場合があります。

 

 

トーンオントーン配色

トーンオントーン配色は、色相を統一した配色のことです。

英語の意味合いとしては、色を重ねるという意味があります。

色相を統一して、明度差を大きく付けます。

 

統一感と安定感のある配色になります。

ただし、平凡なイメージになりやすいので、

その点は注意が必要です。

 

 

トーンイントーン配色

トーンイントーン配色はドミナントトーン配色の一つです。

同じトーンで違う色相で変化を付けた配色です。

色相が違っても、明暗差がないので統一感が出しやすいです。

 

 

トーナル配色

濁色系トーン、つまり彩度も明度も低めの色で組み合わせた配色です。

渋めの印象だったり、落ち着いた印象になります。

他には、素朴であったり、穏やかな印象を与えやすいです。

 

 

カマイユ配色

カマイユ」とはフランス語で「単色画」と言う意味です。

色相、明度、彩度が同じぐらいで、似たような色で組み合わせた配色です。

ぼんやりとした印象で、遠くから見ると同じ色に観えたりします。

ほぼ一色のような色合いなので、

その色そのものイメージを強烈に与えることができます。

 

 

フォカマイユ配色

フォ」とは、フランス語で「偽の」という意味です。

偽りのカマイユ・・・、

つまり、カマイユに似ていますが少し違います。

カマイユ配色よりも色相やトーンに差を付けた配色です。

カマイユよりは、メリハリが付きます。

 

 

まとめ

と言うことで、配色の基本や、

有名な配色を紹介していきました。

 

色が苦手な場合、こういう知識に頼るのも手ではないでしょうか。

また、マネして配色したり、配色を考えながら決めていくことで、

センスも磨かれてくるものだと思います。

 

また、配色の本を参考にするのもいいと思います。

配色アイデア手帖」とか有名ですね。

私も色は以前に比べれば、苦手意識は減りましたが、

まだまだ学ぶことが多くありそうです。

 

では、ふじゆうでした。

また、別の記事で。

 

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