皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
色使いって難しいですよね。
ファッションなんかも服の相性とか考えると、
「あぁでもない、こうでもない」と考えちゃいます。
最近歳をとり、無頓着になりつつありますが笑
また、色は感情や心理にも影響を与えるので、
ある程度は知っておいた方が絵を描くことにも役立ちます。
ファッションやインテリアコーディネイト、デザイン物などでは、
欠かせないものです。
色にも一定のルールと、奇麗に見える色の組み合わせと言うものがあります。
知っているとより効果的に自分の思い描く絵を
描けるようになるのではないでしょうか。
と言うことで今回は、
配色の基本や、色選びで困つたときの為の有名な配色をいくつか紹介します。
それでは、やって行きましょー。
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目次
有彩色と無彩色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/5y6nu61zQ5OokoWRnrr_2A.jpg)
色は大きく分けて、有彩色と無彩色の2つがあります。
有彩色は、赤青黄色など色のあるものすべてを指します。
一方、無彩色は、白や黒など、色味のない色を指します。
有彩色は、色の選び方や組み合わせによって表現が豊かになる反面、
組み合わせによって効果が打ち消されることもあります。
無彩色は無機質で硬い印象を与えることがありますが、
色味がないため、どんな有彩色とも調和する特性があります。
暖色と寒色、中性色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/sWy1R6kCSJ2V_RPgvy72lA.jpg)
暖色は、赤やオレンジ、黄色など、温かみのある色を指します。
これらの色は、活気や情熱を表現するのに適しています。
一方、寒色は、青や緑、紫など、冷たさや静けさを感じさせる色を指します。
これらの色は、クールでリラックスした雰囲気を演出するのに適しています。
中性色は、灰色や茶色など、明確な暖色や寒色ではない、
中間的な色を指します。
これらの色は、落ち着きやバランスを与えるのに適しています。
色彩の選択は、感情や印象を強く左右するため、
暖色、寒色、中性色の使い方を理解することは大切です。
純色、清色、濁色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/Iyybvx9zQXSxH96mQJGAyQ.jpg)
もっとも鮮やかな色を「純色(ヴィヴィッドトーン)」と言います。
また、純色には、白か黒を混ぜた「清色」と、グレーを混ぜた「濁色」があります。
清色は色に透明感があり、明るい清色はパステル風になります。
これらの色は、穏やかで上品な印象を与えます。
黒を混ぜた清色は、濁らず暗くなります。
一方、濁色は、不透明でくすんだ色です。
深みや重厚感を表現するのに向いています。
濁色を上手に利用することで絶妙で繊細な色彩表現ができます。
ドミナントカラー配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/26t2UDS1RFiBzj_-bVMz-w.jpg)
ドミナントとは、支配すると言う意味です。
似た色で支配する配色です。
同じ色相でまとめて、トーンで変化を付けます。
あまり明度差がない方がまとまりやすくなります。
例えば、部屋のインテリアを青系で統一して、涼しげに演出するとかです。
ドミナントトーン配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/6jxF4i3zR6GenOFecUVudw.jpg)
「トーン」とは色調のことで、明度・彩度の色の調子のことを指します。
色相は変えても大丈夫で、トーンだけを統一した配色が、
ドミナントトーン配色になります。
ビビットなカラーだけを集めた場合は、カラフルで元気なイメージになったり、
暗めのトーンで合わせれば、落ち着いた印象にすることもできます。
絵を描く場合もこの部分が統一されていないと、
違和感を感じる原因になる場合があります。
トーンオントーン配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/5oqpjrbYSYeIGgKL0D6bgg.jpg)
トーンオントーン配色は、色相を統一した配色のことです。
英語の意味合いとしては、色を重ねるという意味があります。
色相を統一して、明度差を大きく付けます。
統一感と安定感のある配色になります。
ただし、平凡なイメージになりやすいので、
その点は注意が必要です。
トーンイントーン配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/P7k77OKnR3O0WYpBnxu6Lg.jpg)
トーンイントーン配色はドミナントトーン配色の一つです。
同じトーンで違う色相で変化を付けた配色です。
色相が違っても、明暗差がないので統一感が出しやすいです。
トーナル配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/r30Y51U5TkqTFNStoWyKHA.jpg)
濁色系トーン、つまり彩度も明度も低めの色で組み合わせた配色です。
渋めの印象だったり、落ち着いた印象になります。
他には、素朴であったり、穏やかな印象を与えやすいです。
カマイユ配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/gt5yXWByTbeBKdt5FkINKw.jpg)
「カマイユ」とはフランス語で「単色画」と言う意味です。
色相、明度、彩度が同じぐらいで、似たような色で組み合わせた配色です。
ぼんやりとした印象で、遠くから見ると同じ色に観えたりします。
ほぼ一色のような色合いなので、
その色そのものイメージを強烈に与えることができます。
フォカマイユ配色
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/fo-qp1aJSpyX3BqSbRz5iQ.jpg)
「フォ」とは、フランス語で「偽の」という意味です。
偽りのカマイユ・・・、
つまり、カマイユに似ていますが少し違います。
カマイユ配色よりも色相やトーンに差を付けた配色です。
カマイユよりは、メリハリが付きます。
まとめ
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/uaWfPKONR7aP6-gSG7q3bw.jpg)
と言うことで、配色の基本や、
有名な配色を紹介していきました。
色が苦手な場合、こういう知識に頼るのも手ではないでしょうか。
また、マネして配色したり、配色を考えながら決めていくことで、
センスも磨かれてくるものだと思います。
また、配色の本を参考にするのもいいと思います。
「配色アイデア手帖」とか有名ですね。
![](https://aburaenohibi.com/wp-content/uploads/2023/07/bk4797393246-300x207.jpg)
私も色は以前に比べれば、苦手意識は減りましたが、
まだまだ学ぶことが多くありそうです。
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。
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