皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
油絵の筆って、道具の中で一番使うもですよね。
なのでこだわった方が良いものでもあります。
ですが、安いものは安いですが、高いものは異常に高いです。
どういった油絵筆がおすすめなのか?、種類や選び方
など説明していきたいと思います。
それでは、やって行きましょー
👇少し重複しますが、こちらでも紹介しています。
目次
油絵筆の特徴
油絵筆は普通の筆とは少し違う特徴があります。
他の筆でも全然描くことはできますが、
出来れば、油絵用の筆を使った方が使いやすいです。
そんな油絵筆の大きな特徴としては、
持つ部分が長いところです。
この長い理由は、イーゼルにキャンバスを立て掛けて描くのが、
基本的なスタイルだからです。
机の上で描く場合、長いと逆に描きにくいですよね。
キャンバスに描く場合、
筆を寝かせて油絵の具を擦り付けるように塗る必要があります。
いろんな角度を付けるので、筆が長い方が描きやすいということですね。
また、画面から離れて描いたり、遠くまで届くという特徴もあります。
以上の理由から、油絵専用の筆をつかった方が描きやすいです。
油絵筆の持ち方
油絵筆は鉛筆のようには持ちません。
👇このように持って、キャンバスに絵の具を擦り付けるように載せていくのが基本です。
細かい部分を描く時だけ、鉛筆持ちします。
油絵筆の重要性
前書きでも言いましたが、油絵筆は使用頻度が高い道具なので、
質の高いものを使うに越したことはないです。
ですが、どういった筆にお金を掛ければいいのか解らないですよね。
一応、先に結論から申し上げますと、
まず、100均などの安い筆はやめた方が良いです。
毛が抜けたり、ゴワゴワして描きにくいものが多いです。
買ってみたことがあるのですが、描けないことはありませんが、使いにくかったです。
ですが特別高い筆を買う必要はありません。
特に油絵の場合は、一般的には豚毛の筆を使用するのですが、
ある程度の品であれば、そこまで質は変わりません。
その点も踏まえて、後半でお話しします。
油絵筆の毛の種類は?
油絵筆の毛の種類は大きく分けて2つあります。
軟毛と硬毛です。
柔らかい筆と、硬い筆と言うことですね。
油絵は基本的に硬毛の筆を使用します。
硬毛の筆は、豚毛の物がメインになります。
軟毛筆は、ナイロン、イタチ、タヌキ、アライグマ、セーブル、コリンスキー
など、様々です。
基本的に軟毛筆の方が高いです。
コリンスキーの筆などだと、一本で数万円するものもあります。
軟毛筆でも、ナイロンの物であれば安いです。
油絵筆の形の種類は?
油絵筆の種類は多くあるのですが、すべて揃える必要はありません。
その中でも一般的でおすすめの筆の種類のみ紹介します。
油絵筆の種類➊ 丸筆(ラウンド)
もっとも一般的な筆です。
丸いのでどの角度からでも同じように使うことができます。
習字などもこの筆ですよね。
力を入れて描けば、太く描けますし、
先端だけを使用すれば、細い線も引けます。
油絵筆の種類➋ 平筆(フラット)
平筆は、薄っぺらいのが特徴です。
広い範囲を塗ったり、ムラなく塗ったりするのに便利です。
また、塗りにエッジを付けることができるので、
人工物や建物、カクカクしたものを描く時にはよく利用します。
油絵筆の種類➌ フィルバード
フィルバードは、平筆の角を落としたような形の筆です。
平筆を長く使っていると形が削れてこんな形になってきます。
割と万能で使い勝手の良い筆です。
油絵筆の種類❹ ファン(扇筆)
毛先が扇状の形をした筆です。
主な用途としては、ぼかしたりするのに使います。
他の用途としては、毛先だけに油絵の具を付けて、
ランダム点をたくさん書きたいときなどにも便利です。
ぜひ持っておきたいです。
油絵初心者が最初に揃えるべき油絵筆は?
最初は豚毛の筆が5本ほどあれば大丈夫です。
12、10、8、6、4号程度の筆があれば、ある程度なんでも描けると思います。
因みに、数字が大きくなるほど筆のサイズも大きくなります。
大きめの筆(12号10号)は、平筆かフィルバード、
小さめの筆(8、6、4号)は、丸筆かフィルバードかおすすめです。
油絵セットであれば、大体このあたりの筆が入っています。
油絵に慣れてきたら揃えると良い筆は?
まずは、平筆の大きなものがあると良いです。
特に下地を塗ったり、画面全体をグレーズするときなどに使います。
小さな筆だと、筆跡が目立ってしまったりします。
使いにくい油絵筆は?
あまり使わなくて、使いにくい筆もあります。
それはズバリ、丸筆の大きいものです。
理由としては、大きい画面を塗るにしても、ムラができるし、
細かい所を塗るのにも適さないですし、
洗うのも大変です。
(洗うのが大変な理由は、中心部までが深いからです。)
そういった理由で、あまりおすすめしません。
逆に小さい丸筆はおすすめです。
次の項目で説明します。
リアルな絵を描きたい場合のおすすめの油絵筆は?
細かいところまで描写しようと思うと、
硬筆だけでは限界が出てきます。
そこでおすすめなのが、軟毛筆の丸筆です。
軟毛筆の丸筆の0号とか2号とかがあると良いです。
もしくは、油絵以外の筆の面相筆がおすすめです。
ナイロンの物であれば安いです。
油絵用の筆でおすすめは、
です。
個人的に、高級筆のコリンスキーなどとあまり大差ないです。
絵の具の含みも良く、毛先のまとまりやすさ、毛のしなりもちょうど良いです。
おすすめです。
おすすめの油絵筆のメーカーは?
「名村」と「世界堂」は、おすすめです。
名村は、日本のメーカで安心して使えます。
迷ったら、名村にしておけば、失敗はないと思います。
また、世界堂の筆もおすすめです。
何本か試しましたが、海外の高いものと比べましたが、
質の高いものが多いです。
油絵筆どこにお金を掛けるべき?
油絵の場合、小さな筆の軟毛筆は良いものを使った方がストレスがないです。
安いものだと、絵の具の含みや毛先にまとまりが悪いと描くのに支障が出ます。
なので、細かい所を描く専用の筆だけは、いい物を使うのをおすすめします。
逆にそれ以外は、あまりお金は使う必要がないです。
正直なところ、豚毛などはメーカーによる違いなどはほとんどないです。
大きめの筆は、豚毛などの安いもので代用すればいいかと思います。
油絵筆の洗い方
油絵筆の洗い方は、
まずキッチンペーパなどで、絵の具を脱ぎ取ります。
次に筆洗機で洗います。
そして、もう一度キッチンペーパーで拭き取ります。
洗面所に持って行って、石鹸や食器洗い洗剤などで洗います。
洗い方は、手の平に円を描くようにこすりつけると良いです。
洗い終わったら、キッチンペーパーやウエスで水気をとって乾かします。
油絵筆のおすすめのお手入れ方法
油絵のおすすめのお手入れ方法として、リンスをかけると良いです。
髪の毛に使うもので大丈夫です。
頻度としては、月に1回ほどやってあげるといんじゃないでしょうか。
毛先のまとまりや、長持ちさせることができます。
人間の髪の毛のケアと同じですね。
特に動物の毛の高級筆などは気を使ってあげましょう。
また、ブラシソフターと言うのがクサカベから出ているので、
こちらもおすすめです。
まとめ
と言うことで、今回はおすすめの筆や種類や選び方など紹介していきました。
必要な筆をそろえて、効率よく絵を描いてもらえればと思います。
また、慣れてきたら買い足して、みてください。
いくつか試してみるとお気に入りの筆が見つかるかもしれませんね。
では、ふじゆうでした。
また別の記事で。
コメントを残す