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油絵などの絵画のサインはどうする?方法や場所などを解説

 

皆さん、こんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

皆さんは、絵のサインについて、

どういう考えをお持ちでしょうか。

一般的な絵画などは、右下か左下にサインが描いてある場合が多いですよね。

因みにですが、私は絵の表面にサインを描いたことは一度もありません。

 

と言うことで、

「サインはどうすべきなのか?」

「何処に描くべきなのか?」

「サインの歴史」

「サインの方法」

などについて、話して行きたいともいます。

 

それでは、やっていきましょー

 

 

一般的な油絵などの絵画のサインの場所

前書きでも書きましたが、一般的に画面上にサインを入れる場合は、

右下か左下が一般的です。

横文字の場合は、右下の方がしっくりくるように思いますし、

右下に描いている人が多いです。

また、右下に描くと絵を邪魔する場合があります。

そういったときに左下に描くといった風にするよ良いのではないでしょうか。

 

 

変わったサインの場所

人によっては、画面上の隠れたところにサインを入れている作品もあります。

例えば風景画を描くとして、そこにお店などの看板などがって、

そこにサインを入れてみるなどの工夫です。

こういう工夫は、絵のイメージを邪魔することなく入れることができますよね。

 

他にも影になってい目立たない所に入れてみたり、

工夫するのも面白いと思います。

 

 

サインの歴史

美術史の歴史をさかのぼると、サインは画面上に描かれていませんでした。

それはなぜかと言うと、画家自体が自分自身を主張するものでは無かったからです。

本来、絵と言うものは依頼者が居て、それにそって作られるという行程でした。

サインが描かれ始めるのは、芸術が大きく花開いたルネサンスの時期になります。

次第に画家と言うもの存在価値も強まって行き、

今のサインを描く風習が一般的になっています。

 

因みに初めて絵画の画面の中にサインを入れたのは、

ヤン・ファン・エイクと言われています。

彼は、油絵の描き方を発明した人物として有名です。

 

この絵では、画面上の中心に彼の著名と日付が描かれています。

この絵は、結婚する二人の人物が描かれていますが、

ヤン・ファン・エイクその結婚の立会人でもありました。

そして、この決婚を法的な証拠を残す意味で、

サインと日付が描かれたようです。

 

今回のサインの話とは関係がありませんが、

非常に細部まで描かれた絵で、カ釜にの映り込み、

金属の質感など非常に素晴らしい絵です。

 

因みに、ロンドンのナショナルギャリーにこの絵はあります。

(イギリスいきたいなぁ)

 

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サインとは、別な「裏書」について

サインとは別で、「裏書」と言うものがあります。

裏に描くサインのことですね。

これは、表にサインを描いた場合でも、

描いたほうが良いです。

自分だけの趣味で描いている場合は必要ありません。

ですが、日付などは入れておいた方が、

いつ描いた絵か分かるので入れておいたほうが良いと思います。

 

他に使った画材作品のタイトルなども入れておくと良いです。

 

 

額装する場合の裏書

また、額縁などに入れる場合もありますよね。

その場合は、額縁自体に直接書いてしまうのは、あまりよくないので、

シールなどを作つて張ると良いです。

これは、販売まで視野に入れている人は、

やつておいた方が良いのではないでしょうか。

 

 

サインの作り方・種類

 

サインを自分で作る

基本的には、自分で作りますよね。

油絵でしたら、ローマ字の筆記体で描いている方が多いですよね。

自分で崩して書いてみて、いろいろ見比べて好みの物を作り出してはいかがでしょうか。

また、絵のジャンルでも合う種類のサインが違ってくると思います。

 

例えば、油絵の場合に、

日本画や、水彩画のようなハンコが押されていると違和感がありますよね。

そこの所も考えておいた方が良いと思います。

 

サインを依頼して作る

今の時代、ココナラなどのサービスが充実しています。

インターネットが発達したこの時代なら、

依頼して何かしら作ってもらうこともできてしまいます。

どうしても、上手くサインがイメージ通りに作れない場合は、

そういったサービスを利用するのも手だと思います。

人間、得意不得意があります。

苦手な部分は、誰かに頼るのもの手です。

世の中の摂理だと思います。

 

 

 

まとめ

と言うことで、今回はサインについて書いていきました。

 

最後に、私がサインを描かない理由についてですが、

描いている絵の世界観に自分のサインが必要ないからです。

わざわざ邪魔な要素を追加して、絵を阻害するぐらいなら、

描かない方が良いかなという単純な理由です。

 

絵を観てくれる人にとっても、「自分」と言う存在を主張する必要はないと考えます。

純粋に作品を観てほしいということです。

この辺の考え方については、人それぞれありますの、

それぞれご自身が考える答えがあると思うので自由です。

 

と言うことで、

絵画のサインについて書いていきました。

何か参考になることが、あったのであれば嬉しいです。

 

では、ふじゆうでした。

また、別の記事で。