皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
絵画作品の鑑賞に美術館や個展、展示等いったりしますか?
私の場合は、たまにふらっと行くことがあります。
普段の生活の中でも、魅力的なもの、絵になる題材、
絵のヒントはたくさん潜んでいますが、
完成した作品を見るというのも良い刺激になりますよね。
今回は世界の美術館で有名な4館を紹介していこうと思います。
普通は3つなんですが、4つ目も入れました。
海外旅行に行く際の目的地として行ってみるのもいんじゃないでしょうか。
では、やっていきましょー
目次
世界三大美術館➊ ルーブル美術館
ルーブル美術館の特徴
ルーブル美術館は、フランスのパリにある国立美術館です。
美術館の中では一番有名ですね。
ほとんどの人が見聞きしたことはあるんじゃないでしょうか。
38万展以上の作品が所蔵されており、
その中から3万点ほどの作品が8部に分類されて展示されています。
年間の入館者は、800万人以上で世界最大の入館数を誇る美術館です。
作品の数も多いですが、
作品の質(所蔵品の合計評価額)も世界一と言われています。
ルーブル美術館は、
12世紀にフィリップ2世が要塞として建てたルーヴル宮殿の敷地内にあります。
ルーヴル宮殿は、もともとフランス王の王宮として使われていましたが、
17世紀にルイ14世が王宮をヴェルサイユ宮殿に変更したことをきっかけに、
王室の美術品の収蔵場所となりました。
そして、1793年に正式に美術館として扱われるようになりました。
その時期はナポレオン1世がヨーロッパ中を侵略していた時期でもあり、
諸国から奪い取つた美術品を数多く本国へ持ち帰ったそうです。
それで、コレクション数も増大しました。
それを理由に、1時期はナポレオン美術館と名称を変更された期間もあります。
このような歴史もあることから、所蔵してある美術は西洋美術だけでなく、
古代エジプト、古代オリエント、イスラム美術など様々なものがあります。
隣にはチュイルリー公園と言う奇麗な公園があります。
鑑賞に疲れたら、こちらを散歩して気分転換するのも良いんじゃないでしょうか。
ルーブル美術館の主な所蔵品、油絵等の絵画作品
【油絵】有名な絵画➊ 「モナリザ」
所蔵品では、レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」が一番有名です。
【油絵】有名な絵画➋ 「レースを編む女」
【油絵】有名な絵画➌ ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」
有名な彫刻「ミロのビーナス」「サモトラケのニケ」
【油絵】有名で巨大な絵画 「カナの婚礼」
ルーブルで最も大きな絵画、パオロ・ヴェロネーゼの「カナの婚礼」です。
他にも多数の有名作品があります。
世界三大美術館➋ メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館について
メトロポリタン美術館は、アメリカのニューヨーク、
マンハッタンのセントラルパーク内にあります。
正式名称は「The Metropolitan Museum of Art」ですが、
長いのでメット「The Met」で地元の人にも通じるようです。
敷地面積が19万平方メートルもあり、世界で一番大きな美術館になります。
敷地も作品数も膨大なので1日で回るのは不可能です。
1776年のアメリカ独立以来、国際的記簿の美術館がありませんでした。
1864年に設立の構想が出され、1870年に開館されます。
そこから基金での購入やコレクターからの寄付で所蔵品の数も劇的に増えていきました。
さすがアメリカっといった感じです。
現在では300万店近くの美術品を所蔵しており、
年間来場者数は、700万人を超えるほどです。
メトロポリタン美術館の最大の特色は、
この大きな規模ですが国立でも州立でもなく、私立の美術館ということです。
また、以前は入館料は「希望額」と掲示されており、実質無料で入れましたが、
2018年から、入場料制になり、ニューヨーク市民以外は入館料を支払う必要があります。
メトロポリタン美術館の主な油絵等の絵画作品
【油絵】有名な絵画➊ フェルメールの「水差しをもつ若い女」
【油絵】有名な絵画➋ ヴェロッキオの「聖母子像」
【油絵】有名な絵画➌ ダヴィッドの「ソクラテスの死」
【油絵】有名な絵画❹ ゴッホの「麦わら帽子の自画像」「糸杉」
【油絵】有名な絵画❺ ゴーギャンの「二人のタヒチの女」
【油絵】有名な絵画❻ ベラスケスの 「フアン・デ・パレーハの肖像」
【油絵】有名な絵画❼ ルノワールの「入浴する若い女性」
【油絵】有名な絵画➑ レンブラント、肖像画多数
【油絵】有名な絵画❾ クロード・モネの『睡蓮』
【油絵】有名な絵画❿ クリムトの作品
因みに、クリムトの作品はメトロポリタン美術館のすぐ近くにある
ノイエ・ギャラリー(Neue Galerie)に多く展示されています。
個人的にクリムト好きなので、こちらも合わせていきたい所ですね。
世界三大美術館➌ エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館について
エルミタージュ美術館は、ロシアの古都サンクトペテルブルクにある国立美術館です。
ネヴァ川のほとりに建てられており、建物自体が世界遺産として登録されています。
収蔵されている美術作品は300万点以上で展示してある部屋も400室以上もあるようです。
すべての部屋を回ると27キロもの距離があるらしいです。
全部回ったら、目の疲労と足の疲労で動けなくなっちゃうかもしれませんね(笑
エルミタージュ美術館は、
ロシアの女帝エカチェリーナ2世の個人的な美術品作品のコレクションから始まっています。
彼女は、収集した美術品の展示のために、
宮殿の隣に館所専用の美術館を建てました。
エカチェリーナ2世が死んだ後も歴代のロシア皇帝が美術品を収集していき、
それに伴って施設も増設されていきました。
そして、元の宮殿、小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場
といった感じで建物が増えていきました。
この5つの建物が連なって全体として今現在のエルミタージュ美術館となつています。
当時は、一般市民には公開されておらず、1863年から自由に入館閲覧できるようになりました。
美術館の地下ではネズミ退治の目的で、
エカチェリーナ2世の時代から猫が飼われていたそうです。
現在でもその風習は続いており、猫たちは職員にお世話されているようです。
そんな感じで、「エルミタージュの猫」として今も人々に親しまれています。
エルミタージュ美術館の主な油絵等の絵画作品
【油絵】有名な絵画➊ レオナルド・ダ・ヴィンチの「ブノアの聖母」
【油絵】有名な絵画➋ ラファエロの「コネスタビレの聖母」
【油絵】有名な絵画➌ ラヴァッジオ『リュートを弾く若者』
【油絵】有名な絵画❹ レンブラントの「放蕩息子の帰還」
【油絵】有名な絵画❺ ティツィアーノ『悔悛するマグダラのマリア』
【油絵】有名な絵画❻ エル・グレコ『聖ペテロと聖パウロ』
【油絵】有名な絵画❼ ルーベンス『大地と水の結合』
【油絵】有名な絵画➑ モネ『庭の女』
【油絵】有名な絵画❾ セザンヌ『煙草を吸う男』
など、さまざまあります。
世界三大美術館❹ プラド美術館(世界四大美術館?)
プラド美術館について
世界三大美術館と言うと外れてしまいますが、
世界四大美術館と言っていいのであれば、こちらの美術館も入ってきます。
プラド美術館は、スペインのマドリードにある美術です。
スペイン王室コレクションが主でヨーロッパ諸国の絵画が展示してある美術館になります。
1819年に開館され、所蔵される美術品は絵画が9000点近く、彫刻が700点以上あるようです。
特にスペイン絵画のコレクションが多く、ロマネスク様式の壁画から、現代の作品まで様々な展示が
あります。
特に、
エル・グレコ
ディエゴ・ベラスケス
フランシスコ・デ・ゴヤ
の作品が多く展示されていています。
この3人に興味がある方は、特にいいでしょう。
プラド美術館は、今現在も新館が増設されたりなど、
規模を拡大していっているようです。
また、プラド美術館は映画もあり、
2020年に公開された「プラド美術館 驚異のコレクション」と言う映画があります。
ドキュメンタリー形式でアカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優のジェレミー・アイアンズが
プラド美術館を案内するといった感じの映画ようです。
私もまだ見てませんが、何か面白そうなので紹介しました。
プラド美術館の主な油絵等の絵画作品
【油絵】有名な絵画➊ エル・グレコの『羊飼いの礼拝』「胸に手を置く騎士」
【油絵】有名な絵画➋ ディエゴ・ベラスケスの『ラス・メニーナス」
【油絵】有名な絵画➌ フランシスコ・デ・ゴヤの『裸のマハ』、『着衣のマハ』
【油絵】有名な絵画❹ ボスの『快楽の園』
【油絵】有名な絵画❺ フラ・アンジェリコ:『受胎告知』
【油絵】有名な絵画❻ ピーテル・ブリューゲル:『死の勝利』
【油絵】有名な絵画❼ ルーベンスの『三美神』『聖ゲオルギウスと竜』
【油絵】有名な絵画➑ アルブレヒト・デューラー:『自画像』、『アダム』、『イヴ」
【油絵】有名な絵画❾ ムリーリョの『無原罪の御宿り』
その他、有名な油絵の絵画9選の場所
この項目では、だれもが見たことがあるであろう有名な絵画作品の場所をいくつか載せました。
【油絵】有名絵画➊ ムンク 「叫び」
ノルウェーのオスロ国立美術館
【油絵】有名絵画➋ レンブラント 「夜警」
オランダ、首都アムステルダムのアムステルダム国立美術館
【油絵】有名絵画➌ ボッティチェリ 「ヴィーナスの誕生」
イタリア、フィレンツェのウフィッツィ美術館
【油絵】有名絵画❹ ミレー 「落穂拾い」
フランス、パリのオルセー美術館
【油絵】有名絵画❺ ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
フランス、パリのオルセー美術館
【油絵】有名絵画❻ ピカソ「ゲルニカ」
スペイン、マドリードのソフィア王妃芸術センター
【油絵】有名絵画❼ ゴッホ 「ひまわり」
イギリス、ロンドンのナショナル・ギャラリー
【油絵】有名絵画➑ フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
オランダ、ハーグのマウリッツハイス美術館
【油絵】有名絵画❾ サルバドール・ダリ「記憶の固執」
アメリカ、ニューヨークのニューヨーク近代美術館
【油絵】有名絵画❿ クロード・モネ 「散歩、日傘をさす女」
アメリカ合衆国ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー
こう場所だけを見ていく、ほとんどの作品がヨーロッパにあることが解りますね。
やはり、芸術といえばヨーロッパなのかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
世界の3大?、4大美術館、有名絵画の場所について紹介していきました。
美術館も作品を見る前にどういう建物か知っておくと、
なんだかいろんな角度から歴史を感じられて面白くありませんか?
また、所蔵作品などを考慮してどの美術館に行ってみたいとかの参考になれば幸いです。
有名絵画の場所も若干ですが載せてあるので、
海外に行く際には、抱き合わせで作品を見に行ったり、
旅行計画の目安にもなればと思います。
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。
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