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著作権侵害しない為のイラストや絵画、写真画像の知識

皆さん、こんにちは!

絵描きのふじゆうです。

 

絵を描く時に著作権って気にしていますか。

こういうのって面倒臭いですし、できれば考えたくありませんよね。

ですが、闇雲にやっているとひどいことにもなりかねません。

ある程度は、知識として知っておく必要があると思います。

私も油絵を描く際には結構気にしている部分です。

 

ということで、絵描きの著作権について話していきます。

それではやっていきましょー

 

 

著作権とは

作品を創作した者が有する権利のことです。

本に載っている写真や画像イラストなど、

世の中にあふれているモノのほとんど全部が著作物ですね。

今の時代ですと、ネット上にある写真、画像、イラスト、動画などが著作物にあたる場合が多いです。

 

 

パブリックドメインとは?

著作権のことを調べているとこの言葉を聞いたことはありませんか?

パブリックドメインとは簡単に言うと、著作権フリーのことです。

つまり、パブリックドメインは、著作権のない自由に使っても問題ないもののことです。

 

 

絵画や昔の絵は自由に使っていい?

結論から言うと基本的には駄目です。

ですが、著作者が亡くなって70年が経過した著作物は著作権が無くなるので、

著作権フリーになります。

ようするにパブリックドメインになるということです。

また、著作者が著作権を放棄した場合も、

著作権フリー(パブリックドメイン)になります。

 

 

個人的な趣味や勉強での利用は?

これに関しては全く問題ありません。

例えば、誰かの絵を模写して絵の練習などに使うのは全く問題ないということになります。

ですが、その絵をネット上に公開したり、商業目的で利用したりするとアウトになります。

第3者の目に触れるかどうかがポイントということですね。

 

 

著作権侵害の流れは?

では、著作権はどのように侵害されるのかです。

著作権を持つ人間が訴えて、始めて著作権侵害に当たるかが検討され、

最終的に判断するのは裁判所です。

 

 

偶然に絵などが似てしまった場合は?

もし、偶然に似てしまった場合は法律上は著作権侵害になりません。

 

また、どれだけ類似しているといけないかですが、

本質的特徴的な部分が類似しているといけないようです。

 

言い換えると、「新しく描かれた絵」が「元の参考にされた絵」の似ている部分が

本質的な特徴にあたるのかが重要だということになります。

 

似ている部分ががありふれたものであれば、著作権侵害にならない場合が多いようです。

 

 

結局、著作物を参考にするのはいいの?

正直なところ、グレーゾーンが多く、

結論、できればあまりやらないほうが良いということになります。

 

ですが、著作物の画像や写真などを参考にすること自体が、

着権侵害になるわけではないです。

 

何度も言いますが、本質的な特徴かどうかが分かれ目になってきます。

そして、それを判断するのは裁判所です。

 

リスクを背負うか背負わないかなら、大多数の人は背負いたくないですよね。

そうなってくると参考にしないほうが良いと言わざる負えなくなるといった感じです。

 

著作物を参考にする場合は、ほんの少しや、やりすぎないように注意しましょう。

 

著作物以外で、何を参考にすればいいの?

著作権フリーなパブリックドメインを利用しましょう。

パブリックドメインの物であれば、そのまま利用して第3者に公開するのもOKですし、

もちろん参考にして絵を描くのも大丈夫です。

 

ですが、条件付きの場合もあるのでその点はよく確認しておく必要があります。

 

 

著作権フリー(パブリックドメイン)のサイト

私が良く利用するサイトとしては、pixabay(ピクサベイ)などです。

ここのホームページで利用している画像も

pixabayなどのパブリックドメインを利用させてもらっています。

 

下の記事でおすすめの著作権フリーの画像サイトを参考にしていますので、

気になる方はどうぞ。

油絵用のフリー素材サイト10選!イラストや参考資料集め

 

 

 

パブリックドメインの画像は加工していい?

そのまま利用するのは大丈夫でも、加工は駄目な場合もあります。

基本的にはOKな場合が多いですが、一応確認してからするようにしましょう。

 

 

自分で撮った写真を使うのが安心

最終的に一番安全なのが自分でと撮った写真などを参考にするのが一番良いです。

写真を撮ることは、構図の勉強にもなりますし、

モノを観察するという点でも学びになる部分が多いと思っています。

また、個性や独創性を追求する面でもいいと思います。

自分自身がどういうもの興味関心があるのかなど新しい発見があるかもしれませんしね。

 

 

自分で撮った写真でも写っているモノや人、文字には注意!

自分で撮ったものでも注意しないといけないものがあります。

それは、写真の中に著作権のあるモノが写っている場合です。

特に建物や看板、文字などです。

リアルな絵を描く人の場合は特に気を付けておいた方が良いと思います。

ぼかして表現したり違う文字に置き換えたりした方が無難だと思います。

私の場合はそうしています。

また、観光地や人の私物などを撮って、絵にする場合には持ち主に許可をって置けば安心です。

 

もう一つ気を付けないといけないのが人が写真に写っている場合です。

人に関しては、今度は肖像権の問題が出てきます。

こちらも絵などに利用する場合は本人の許可を得ていれば安心かと思います。

 

 

まとめ (著作権侵害しない為のイラストや絵画、写真画像の知識)

今回は、絵を描く際には気を付けておかないといけない著作権について書いていきました。

ニュースなどで、「トレース疑惑?」とかよく耳にしますよね。

人のことだと思わず、いつ私たちにも降りかかってくるかもわかりません。

何か参考にして絵を描いたり、画像を利用する場合は気を付けてくださいね。

 

では、ふじゆうでした。

また、別の記事で。