皆さん、こんにちは!
絵描きのふじゆうです。
絵を描く時どのように描いていますか?
机の上でしょうか?
スケッチブックを手に持ってでしょうか?
いろんな描き方があるとは思いますが、
そんな時にあるると便利なのがイーゼルです。
ですが、何を買っていいか迷ってしまう人も居るかもしれません。
そんな方のために、メリットや選び方などを話して行きたいと思います。
それでは、やっていきましょー。
目次
イーゼルとは?
イーゼルとは、油絵などを描く際に、
絵を立て掛けて固定するための道具です。
イーゼルはいかにも絵を描く画家用みたいなイメージがあるかもしれませんが、
そんなことはないです。
初心者こそ正しく使うことで、絵を安定して描くことができます。
イーゼルのメリット➊ 角度や高さが調整できる
イーゼルのメリットは、自分の好きな角度や高さに調整して絵が描けることです。
机の上などで描いてしまうと、デッサンが崩れやすいです。
その理由として絵に対して目線に角度が付いてしまうからです。
イーゼルがあれば、自分の好みの高さ調節出来ますし、
好みの角度に調整することで疲れを減らすこともできます。
イーゼルのメリット➋ 安定する
特に油絵などを描く時には、強いタッチで描くこともあるかと思います。
そんな時にイーゼルがあると安定して描きやすいです。
また、大きい作品などは机で描くのに限界があります。
壁に立てかけて描く方法もありますが、安定はしません。
絵が倒れてしまったら危ないし、
絵が台無しになる可能性もあります。
そういった理由で、イーゼルがあると便利です。
イーゼルのメリット➌ 両手が空く
両手が空くというメリットもあります。
スケッチブックなどを手にもって描く場合、片手がふさがれでしまいます。
そんな時にイーゼルがあると、両手が空き、
片手にパレットを持ったり、両手で筆を持ったりすることができます。
結果的にストレスが減らせますし、
作業もしやすくなり、効率的に絵が描けます。
イーゼルのメリット❹ モチベーションが上がる
イーゼルで描いたほうが、絵を描いているっていう気分になりませんか?
また、机などで描くのと違い姿勢を正して描くことができます。
結果的に集中して、絵を描くことができると思います。
イーゼルの種類
イーセルは大きく分けると以下の4つがあります。
順番に紹介します。
イーゼルの種類➊ アトリエイーゼル三脚式
室内用で三脚式のイーゼルです。
一般的には、このイーゼルを想像する人が多いんじゃないでしょうか。
私も最初はこのタイプの物を購入しました。
30号ぐらいのサイズであれば安定して描くことができます。
乗せようと思えば、50号を無理やり乗せることはできます。
だだし、かなり不安定ですので、おすすめはできません。
イーゼルの種類➋ アトリエイーゼルH型
その名の通りH形に作られたイーゼルです。
三脚式の物よりさらに安定感があり、
角度調整などを自由にできる物が多いです。
その分、お値段も少し高いです。
大型のものになると動かくのが大変なのでキャスターが付いており、
ゴロゴロ動かすことができます。
イーゼルの種類➌ 卓上イーゼル
机の上に置いて使うイーゼルです。
収納が付いているものや、折りたたみ式のものなど様々です。
机の上に置くタイプなので、小型のタイプが多いです。
スペースがない方には良いかもしれません。
イーゼルの種類❹ 野外用イーゼル
野外で使うために設計されたものです。
そのほとんどが、3却式です。
アルミ製の物や木製のもなど、様々ですが、
軽量で折り畳みができる物が多く販売されています。
軽い分、安定感は室内用のアトリエイーゼルには劣ります。
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イーゼルの選び方
イーゼルの選び方➊ 見た目の好みで選ぶ
前の項目で、種類は上げましたので、
どんなモノが欲しいか少しはイメージできたのではないでしょうか。
使いやすさも大事ですが、
見た目もモチベーション的に大事です。
ビビット来たものがあれば、それを使うのが、
気分が上がりますし良いと思います。
野外用を室内で使うなんてことも全然できますしね。
イーセルの選び方➋ 描く場所で選ぶ
室内でしか使わないのであれば、アトリエイーゼルでいいでしょう。
野外で使うのが目的であれば、持ち運びに便利な野外用イーゼルになります。
外でも室内でも描くのであれば、野外用のイーゼルを買うか、
もしくは両方揃えちゃうと言う手もありますね。
イーゼルの選び方➌ 描く絵のサイズで選ぶ
小さいサイズしか描かないのであれば、卓上イーゼルなどで事足りるかもしれません。
ですが、大は小を兼ねるということで、
大きいイーゼルで小さい作品を描くことは、特に問題ありません。
30号ぐらいまでのサイズしか描かないのであれば、
一般的なアトリエイーゼル三脚式で良いでしょう。
また、50号以上の大きい作品を描きたいのであれば、
アトリエイーゼルのH型になってきます。
イーゼルの選び方❹ 機能性で選ぶ
機能性の面では、H型のイーゼルが一番便利です。
例えば、三脚式の安価なイーゼルであれば、
高さ調節が少し面倒です。
裏に蝶ネジが付いており、それを2つ緩めて、
好みの高さに調整するといった感じです。
それが、H型のイーゼルであればワンタッチで可能です。
油絵におすすめのイーゼルは?
おすすめは、H型イーゼルです。
安定感、使いやすさ、機能性、描きやすさなど、他の物に比べて、
かなり使い勝手が良いです。
デメリットとしては、値段が高いことと、少し場所を取ることでしょうか。
ですが、断然おすすめです。
ですが最初の頃は、3却式のイーゼルで事足りるので十分だと思います。
最初は安価なもので試してみて、
後々H型などにも目を向けるのもいいかもしれませんね。
油絵におすすめのイーゼルをいくつか紹介
油絵におすすめのイーゼル➊ Merytes 木製 イーゼル 150CM
まず、初心者の方におすすめなのがこちらです。
高さが150センチのものは、立って描くのも座って描くこともできるので便利です。
最初ほこのサイズが良いでしょう。
また、価格も抑えられているところが財布にも優しいです。
アマゾンなどで3000円前後で買えます。
油絵におすすめのイーゼル➋ クレサンジャパン デッサンイーゼル 120S
120センチと言うことで、少し小型ですが、
小さめの作品(F25号まで)を座ってでしか描かないという人にはオススメです。
また、手前に高さ調整ノブが付いているところがポイント高いです。
立って描くことがあるという方や、50号までの大きいサイズを描きたいという方には、
150センチのものも出ているので、そちらをおすすめします👇
見た目も高級感があります。
油絵におすすめのイーゼル➌ AZAKBL メタルイーゼル 折りたたみ式
こちらは、外で描く人におすすめのイーゼルです。
何といっても軽いです。
重さ1.1kgで、折りたたんで使うことができるので持ち運びも便利です。
高さも3段調整可能です。
値段も2000円前後とかなり安いです。
野外で描く人には重宝すると思います。
油絵におすすめのイーゼル❹ MEEDEN 木製イーゼル 大型H型フレーム
こちらは、H型の中でも安価の物を見つけてきました。
16000円前後のようです。
折りたたんで、平べったくすることもできるので、
使わなくなった時には便利だと思います。
H型なので、安定感は問題ないでしょう。
H型は重量感があり、値が張るものが多いです。
油絵におすすめのイーゼル❺ k-cocochi 卓上 小型 イーゼル
卓上用のイーゼルはほとんどの物がこのような形をしています。
土台の下に少し収納があり画材や絵の具を入れられるようになっています。
角度も調整可能です。
場所も取りませんし、手軽に始められそうですね。
油絵におすすめのイーゼル❻ Artina 卓上木製イーゼル XL
卓上式ですが、大きめのサイズで収納などがないタイプです。
角度調整も無段階でできる点と安定性もあります。
低めのテーブルに置いて描くなど良いと思います。
また、サイズ感が絶妙で、お子様向けにも良さそうですね。
床に地べたに座って描くこともできそうです。
また、重さが1.3 kgなので持ち運びにも良いです。
値段も安いです。(3000円ほど)
油絵におすすめのイーゼル❼ 卓上イーゼル その他
卓上イーゼルであれば、安価なもので済ませるのもおすすめです。
机の上であれば、本など重ねるなどして、角度は変えられます。
工夫して、やってみるのもありだと思います。
また、下のような形状の物なら100円ショップにも売っています。
小さな絵を飾るようとしても使えますね。
油絵におすすめのイーゼル➑ レンブラント アトリエイーゼル TRAE-166
こちらは、私が使っているものになります。
間に一つ、スペーサーの様なものがあり、二作品同時進行させることもできます。
また、画面端までストレスなくなるための構造までついており、便利です。
100号サイズの物も安定して支えることができます。
小さい作品を描く際にも、安定感がありますので、
特に問題ありません。
三脚式イーゼルで大きい作品を乗せる方法
最後に大きい作品を3却式でもある程度安定して支える方法を紹介します。
その方法は、「3却式イーゼルを横に2個重ねる」です。
横に並べて、2台でひとつの絵を支えます。
こうすることによって、安定感がかなり増します。
100号でも描けないことはないと思います。
もし大きい作品に挑戦する方で2台持っている人が居たら、やってみてください。
まとめ
と言うことで、今回はイーゼルのメリット、
種類、選び方などについて話して行きました。
イーゼルについて少しはイメージできたでしょうか?
油絵やデッサンをするなら、あった方が良いですね。
お気にいりの1台を見つけてみてください。
では、ふじゆうでした。
また、別の記事で。
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